[1年生]
1年生にとって家族以外の身近な「おかげ」のひとつが、週に1回の給食。そこで給食をわたしたちのためにつくってくれている救世軍を訪れました。いったいどんな「人」の「おかげ」で給食がつくられているのか現地でフィールドワーク&インタビューです。[3・4年生]
給食のお弁当箱を洗うのに2770mlもの水を使っていることがわかり、
ほかの学年の人たちにも協力してもらうことに。
毎回、一緒に読んできた資料については、自分でもう一度振り返ります。

油拭きスタイルが定着しつつある中、食器洗い後のキッチンを見てみると、油汚れは軽減されたように見えます。でも、それ以上に気になるのは三角コーナーに残された生ゴミの多さです。まだ食べられるのに捨ててしまうのは、水を捨てているのと同じ。低学年の子に、やさしく話しかけ、きれいに食べられるよう促しています。調査と資料を合わせることで自分たちの行動が見直されていきます。
[6年生]
今週も「世界人権宣言」を深く読み込みます。[1年生]
救世軍の「おかげ」を知った翌日。1年生の給食に日でした。この日のメニューは魚。それも細かい骨のあるサンマです。いつもなら食べたくなくて誰かに食べてもらったり、食べられなくて残したり、涙目になってなんとかしなきゃ……となっていることが多いメニューです。[3・4年生]
1週目に、水について知っていることを出し合ったときは、
理科実験の中で、海から水ができる循環と同じ仕組みをつくり、色のついた食塩水から透明で塩味のしない水ができる実験をしました。そこから学んだことが発言の中で出てきています。
また、外にバケツを設置して雨水を貯めて使ってみようと考えていたのですが、雨が続く日にも関わらず、実際にバケツに貯まった水の量は300mLほどでした。[1年生]
救世軍の「おかげ」から「ありがたみ」を意識し始めた子どもたち。日々、自分たちの受けている「おかげ」に感謝し、応える行動も始めました。学びのしめくくりのアウトプットとして、救世軍を中心に自分たちがどんな「ありがとう」の中にいるかまとめることにしました。[1年生]
私たちは誰かの「おかげ」何かの「おかげ=影」に支えられていること。そしてもっと大きな、誰か・何かとはっきり限定できない「おかげ=陰」の中で生かされていることを理解しました。それは当たり前のことではなく「ありがたい=あることが難しい=ないことがあたりまえ」ということに気づき、感謝の気持ちがちょっとだけ出てきたかなという感じになりました。