[1・2年生]
TCSの近くの公園に、アメリカザリガニがいる! 多摩川にはピラニアがいて、「タマゾン川」と呼ばれているらしい! 家の前の電線に、カラフルなインコが止まってるを見たことがある! 私たちの気付かないところで、もともとその地域にいなかった「外来種」がやってきて、もともとその場所にいた「在来種」の命の営みを脅かし、「絶滅危惧種」へと追いやっている現実があります。 こうして在来種が極端に減ってしまったり、外来種が増えている背景には、一つの原因ではなく、様々な原因が複雑に絡み合って存在しています。 ただ「外来種」が悪い。。「在来種」がかわいそう。。そんなことだけでは片付けられないほど、生き物は違いに影響しあいながら存在しています。 「在来種」と「外来種」の関係性はどんなものか? 生態系の中で、どんな要素や生物がどのような相互作用をつくっているのか? また、生態系の中で人間はどのように影響をもたらしてきたか? この3つが、今回のテーマ学習での探究課題です。 このテーマでは、まず、身近で増えている「在来種」の生態系に影響を及ぼす「外来種」について調べ、次に環境に適応していく「外来種」の生態を学び、そのうえで人や人のライフスタイルが生態系内のバランスの偏りに影響を及ぼしてきたかを理解して、そこから多様な生物が共存できる生態系を作っていく/守っていくためには、どんなことをわたしたちはしていくのかを考えていきます。[1・2年生]
『おたがいさま』[5・6年生]
最近、東京を訪れる外国人観光客が目立って多い気がします。2020年の東京オリンピックに向けてこの流れはさらに加速するでしょう。一方、中野のおとなりの新宿大久保では、コリアタウン、中国人の集まりだけでなく、イスラム系の人たちのストリートも目立ってきました。旅行ではなく日本に居住する人たちはどんな思いで日本にやってきているのでしょう。また、ヨーロッパでは、中東地域から流入する難民の対策に追われていますが、日本は相変わらず難民への門戸をほとんど開いていません。異文化問題は、もはや私たちの身のまわりの課題になってきているのです。[3・4年生]
「『東京発見伝』って『ココドコ』と似てるの?」
「ODDって行った光が丘公園!」「東京!」
「雲取山。ここも東京だよ。」
「ここは御殿場だから、静岡県だ!」
「多摩川だ。奥多摩。」「ここも東京なんだ。」
いつも通っている通学路ですが、
谷戸運動場に行く途中に通るお米やさん、[5・6年生]
TCSのある場所は中野。中野駅の辺りには外国人観光客とおぼしき方たちがたくさん歩いています。中野と言えばブロードウェイ。ブロードウェイと言えば秋葉原よりもマニアックで本格的なサブカルの聖地として世界的に知れ渡っています。[1・2年生]
部屋の中で「絶滅危惧種」、「外来種」について話しているだけでは、実際の「生態系」で起きている相互作用や『おたがいさま』の関係性について体感を持って面白さを感じることはできない![3・4年生]
スクールから谷戸小学校までを歩いた中で発見したことを振り返ります。 外に行かなくても、「探検中」であります。 準備し、歩いて、振り返る。今回の探検はこの3つをセットにすることにしました。 どんなことを考えながら歩いてきたのか共有していきます。
読んでみると、
「城山公園にも看板があったよ。」
また、今回の資料として使っている本によると、
桃園川緑道。[5・6年生]
早速、中野駅北口で外国人にインタビューを試みることに。10人が3チームに分かれ、一人はインタビュー。一人は録音、もう一人は周囲を見渡して邪魔になっていないか気を配ります。[3・4年生]
先週は、スクールから南東に向かって歩き、坂が多いことを実感してきました。 資料をもとに周辺の地形を調べてみると、川があったことで谷戸ができたこと、 今では都市化が進んだことで川が暗渠化され、坂がそのまま残されている状態であることが見えてきました。自然の力で地形がゆっくりと動き、変化してきたことがわかります。
まずは、凸凹地図で歩く場所を確認します。
さぁ、盛りだくさんの1日探検のスタートです!

[5・6年生]
中野駅北口にあるケンタッキーフライドチキンに、なんと外国人ツーリストはパスポートを提示すると10%オフと書いてあるポスター発見![3・4年生]
先週は、大森のほかにも、出かけた場所がありました。






「溜池に行きたい!」とブログに書いている子もいた、溜池に到着。[5・6年生]
今週は、中野区国際交流協会の方々のご厚意で、日本語講座に通っている外国人居住者の方がTCSを訪問してくださいました。お店に訪問したときは男性の方ばかりでしたが、今回は女性の方ばかりです。[3・4年生]
これまで中野周辺、大森周辺、皇居周辺と東京のまちを探検してきました。 外を出歩くだけが探検ではありません。 事前に計画を立てることから探検は始まっていて、戻ってきてからは見たこと、話したこと、撮影したことを整理していくことも探検になります。ブログを使って、自分の記憶を整理していきます。




戦時中、疎開していた子どもたちも3月の卒業式に合わせて一時東京に戻ってきていたことや、遺体が積み重なった無残な光景を写真に記録したものをアメリカ兵に没収されそうになったがなんとか隠せたことなど、慰霊堂を管理している方からお話を伺うことができました。しかも、「テーマ学習ですか?」とむこうから声をかけてくださり、公開はしていない骨を納めている場所まで案内していただきました。
実際に、関東大震災と東京大空襲のときに残された遺品や当時の写真が展示されているのが復興記念館。もう一方のチームは、こちらの展示物を見学してきました。地震が起きた時刻に止まった時計の針は12時近くを指していて、お昼時に発生したことがわかります。避難場所が荷物と人で埋め尽くされている写真や救援物資が海外から船で運びこまれている写真もありました。震災復興したのちに、東京大空襲にて再び東京が焼け野原になる様子も模型で記されていました。

路上で魚や野菜を運びながら売っている様子や演芸をしている人たちをみて、今準備中のTCSフェスタを連想したようです。
[5・6年生]
インタビューした内容をまとめて、インタビューさせてもらったお礼として届けます。Keynote のスライドに聞いたことをまとめ、そこから疑問に思ったことをまとめ、さらに調べてみたことも加えます。