タイトル:人の心を動かすストーリー
探究領域:意思表現
セントラルアイディア:多様な表現の組み合わせが人の心を動かす。
先週からまごついていた撮影をなんとか終え、無事クランクアップ!
並行して進めていた編集作業に早速取り掛かります。
編集作業で重要なことは「音量とBGM」そして「カットのつなぎ」です。
今までSTAR WARSや冬休みのホームワークとして映画を一本見てくることを通じて、彼らは「映画を制作することを意識して」映画を見てきました。
その際には「BGM」の使い方に気を配らねばなりません。
例えば、「強調したいセリフ」があったときにはふた通りのBGMの使い方があります。
1.そのセリフの部分だけ特徴的なBGMを用いる。セリフのすぐ後にBGMを挟む
2.セリフを語るときには「無音」にする
それぞれ、ボリュームの調整をしたり、BGMに切れ目を入れたり、iMovieではかなり細かい作業があるのですが、「セリフ」をドラマティックに伝えるためにはBGMとの切っても切れない関係性を利用することがもっとも効果的です。
セリフの部分だけ特徴的なBGMを入れる手法はとくに「悲しい場面」や「山となる場面」など、場面の重要性も相まってBGMを使う場合が多くなります。
逆に、「無音」にする場合にはその「セリフ自体」を聞いてほしい、伝えたいメッセージが凝縮されているときには「無音」を使う方法もあります。
BGM一つをとってもこれだけこだわるポイントがあるのです。
次に、「カットのつなぎ」です。
先々週から「モンタージュ」を意識して撮影を続けてまいりましたが、
カットとカットをつなぐときには様々な映像効果を挟み込むことができます。
「大きな変化」を表現したい場合には「大掛かりなトランジション」を使うことで効果的に表現をすることができます。
例えば「ワイプ」や「スライド」などは、次の画面が前の画面の右や左から流れてきて入れ替わり、「大きな変化」の表現では多く利用されています。
例えば、STAR WARSでは、主人公の砂漠の惑星で歩くドロイドたちのシーンから、宇宙のシーンへと大きく変化するときにこの「ワイプ」を使っていました。
STAR WARSではあえてこの「ワイプ」を多用してB級映画感を出している、という説もあるくらい、多く活用されています。
小さな変化にはディゾルブやクロスディゾルブが用いられます。単純に切ったものを貼り付けるモンタージュだけではなく、フッと黒に変わって次のシーンへと緩やかに変わっていったり、白に変わって次のシーンへと変わる場合もあり、細かい変化、場面が大きく変わらず、同じ舞台で変わるものなどに多用されます。
これらの映像の「つなぎ」を使って映画は作られてゆくのです。
無事、プレゼンテーションデイの前日までに完成しました!
「人の心を動かす」ストーリーとなったのでしょうか?観客の評価が楽しみです!
TY
※TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。
探究領域:意思表現
セントラルアイディア:多様な表現の組み合わせが人の心を動かす。
[6年生]
先週の撮影日程ではクランクアップできなかったキッズ、今週はまず撮影をなんとか終えるところから始まりました。先週からまごついていた撮影をなんとか終え、無事クランクアップ!
並行して進めていた編集作業に早速取り掛かります。
編集作業で重要なことは「音量とBGM」そして「カットのつなぎ」です。
今までSTAR WARSや冬休みのホームワークとして映画を一本見てくることを通じて、彼らは「映画を制作することを意識して」映画を見てきました。
その際には「BGM」の使い方に気を配らねばなりません。
例えば、「強調したいセリフ」があったときにはふた通りのBGMの使い方があります。
1.そのセリフの部分だけ特徴的なBGMを用いる。セリフのすぐ後にBGMを挟む
2.セリフを語るときには「無音」にする
それぞれ、ボリュームの調整をしたり、BGMに切れ目を入れたり、iMovieではかなり細かい作業があるのですが、「セリフ」をドラマティックに伝えるためにはBGMとの切っても切れない関係性を利用することがもっとも効果的です。
セリフの部分だけ特徴的なBGMを入れる手法はとくに「悲しい場面」や「山となる場面」など、場面の重要性も相まってBGMを使う場合が多くなります。
逆に、「無音」にする場合にはその「セリフ自体」を聞いてほしい、伝えたいメッセージが凝縮されているときには「無音」を使う方法もあります。
BGM一つをとってもこれだけこだわるポイントがあるのです。
次に、「カットのつなぎ」です。
先々週から「モンタージュ」を意識して撮影を続けてまいりましたが、
カットとカットをつなぐときには様々な映像効果を挟み込むことができます。
「大きな変化」を表現したい場合には「大掛かりなトランジション」を使うことで効果的に表現をすることができます。
例えば「ワイプ」や「スライド」などは、次の画面が前の画面の右や左から流れてきて入れ替わり、「大きな変化」の表現では多く利用されています。
例えば、STAR WARSでは、主人公の砂漠の惑星で歩くドロイドたちのシーンから、宇宙のシーンへと大きく変化するときにこの「ワイプ」を使っていました。
STAR WARSではあえてこの「ワイプ」を多用してB級映画感を出している、という説もあるくらい、多く活用されています。
小さな変化にはディゾルブやクロスディゾルブが用いられます。単純に切ったものを貼り付けるモンタージュだけではなく、フッと黒に変わって次のシーンへと緩やかに変わっていったり、白に変わって次のシーンへと変わる場合もあり、細かい変化、場面が大きく変わらず、同じ舞台で変わるものなどに多用されます。
これらの映像の「つなぎ」を使って映画は作られてゆくのです。
無事、プレゼンテーションデイの前日までに完成しました!
「人の心を動かす」ストーリーとなったのでしょうか?観客の評価が楽しみです!
TY
※TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。