タイトル:I am Special, You are Special
探究領域:自主自律
セントラルアイディア:私たちはかけがえのない存在である。
今週末はいよいよプレゼンテーション。
このプレゼンテーションは、ただ何をやったかを羅列して語るというものではなく、6週間やってきたことを通して、学んだことはこれだ!ということを表現し、伝える場です。
1年生にとって2回目のプレゼンテーションなので、まだまだ緊張が残りますが、「声が小さかった」「たくさん言おうとして、羅列的になってしまったり、冗長的になってしまった」などなど前回の反省をしっかり振り返った上で、プレゼンテーションで何を話すか決めていきました。
発表に向けて、作成した等身大の自画像と、「みためのSpecial」「性格のSpecial」「親から聞いたSpecial」「友達から聞いたSpecial」「できるようになったこと」「できるようになりたいこと」という以上6つの側面から見たじぶんのスペシャルを記述したポスターを作成しました。 もちろん、ひとつの側面にいくつも書きたいことがあるのですが、2つまでと決めることにして、ゆるぎない自分のspecialを発見するという学びにつなげることに。
発表では、このポスターを見せながら、これは!と思うスペシャルを2〜3つ選んで語るスタイルで行うことになり、子供たちはなにをしゃべるか考え始めたのですが。。。
ここでスタッフは疑問に思うことが。
「このテーマでまず押さえたいことは、『I am Special』であることに気づくことであって『I have specialities』ではない。このままでは、あれもこれもできてね。。ということを発表して終わってしまう。」
案の定、こどもたちも何を選んで喋ったらいいのやら分からず、なかなか練習が進んでいない。
そこで、ちょっと突拍子もないことに聞こえてしまうかもしれないけれど、一番大事な質問を一人一人にしてみることに。
「ねぇねぇ、Tくん、プレゼンテーションでみんなに一番伝えたいこと、こんなこと学んだんだよ〜!ってことって何?」
「う〜〜〜〜ん、いっぱいあるよ…」
「じゃあさ、6週間いろんなことやりながら探究してきたけれど、Tくんってじぶんがspecialだと思いますか?」
「うん!」
「お!いいね!それって、どうしてそう思うの?」
「だってね、僕はこのテーマが始まってから頭がぐるぐるしちゃってさ、最初Specialの言葉の意味が分からなかったから、お家に帰ってママにすぐ聞いたし。そうやって、ぼくは不思議に思ったことをそのままにしておかずに、自分から調べられるんだ。」
「なるほどね!これ、本当に素敵なことだと思うよ!」
「そっか!これを僕話したい!あ、でもポスターに書き忘れてた。。。」
という会話を全員と丁寧にしていきました。
改めて「あなたはスペシャルな存在なの?」と聞かれると、ハッとしながらも、一番じぶんが大事に思っている核の部分がぽろっと出てくる。
このテーマの核に立ち返って、一番伝えたいことを選んで、プレゼンに向けて練習を行いました。
これを躍動感のある語りでお客さんに伝えられるように、あとは練習あるのみ。
前回は、一言も喋れなかったり、泣いてしまったりする子もいましたが、今回はどうなるのでしょうか?
YI&ES
※TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。
探究領域:自主自律
セントラルアイディア:私たちはかけがえのない存在である。
[1年生]
今週末はいよいよプレゼンテーション。
このプレゼンテーションは、ただ何をやったかを羅列して語るというものではなく、6週間やってきたことを通して、学んだことはこれだ!ということを表現し、伝える場です。
1年生にとって2回目のプレゼンテーションなので、まだまだ緊張が残りますが、「声が小さかった」「たくさん言おうとして、羅列的になってしまったり、冗長的になってしまった」などなど前回の反省をしっかり振り返った上で、プレゼンテーションで何を話すか決めていきました。
発表に向けて、作成した等身大の自画像と、「みためのSpecial」「性格のSpecial」「親から聞いたSpecial」「友達から聞いたSpecial」「できるようになったこと」「できるようになりたいこと」という以上6つの側面から見たじぶんのスペシャルを記述したポスターを作成しました。 もちろん、ひとつの側面にいくつも書きたいことがあるのですが、2つまでと決めることにして、ゆるぎない自分のspecialを発見するという学びにつなげることに。
発表では、このポスターを見せながら、これは!と思うスペシャルを2〜3つ選んで語るスタイルで行うことになり、子供たちはなにをしゃべるか考え始めたのですが。。。
ここでスタッフは疑問に思うことが。
「このテーマでまず押さえたいことは、『I am Special』であることに気づくことであって『I have specialities』ではない。このままでは、あれもこれもできてね。。ということを発表して終わってしまう。」
案の定、こどもたちも何を選んで喋ったらいいのやら分からず、なかなか練習が進んでいない。
そこで、ちょっと突拍子もないことに聞こえてしまうかもしれないけれど、一番大事な質問を一人一人にしてみることに。
「ねぇねぇ、Tくん、プレゼンテーションでみんなに一番伝えたいこと、こんなこと学んだんだよ〜!ってことって何?」
「う〜〜〜〜ん、いっぱいあるよ…」
「じゃあさ、6週間いろんなことやりながら探究してきたけれど、Tくんってじぶんがspecialだと思いますか?」
「うん!」
「お!いいね!それって、どうしてそう思うの?」
「だってね、僕はこのテーマが始まってから頭がぐるぐるしちゃってさ、最初Specialの言葉の意味が分からなかったから、お家に帰ってママにすぐ聞いたし。そうやって、ぼくは不思議に思ったことをそのままにしておかずに、自分から調べられるんだ。」
「なるほどね!これ、本当に素敵なことだと思うよ!」
「そっか!これを僕話したい!あ、でもポスターに書き忘れてた。。。」
という会話を全員と丁寧にしていきました。
改めて「あなたはスペシャルな存在なの?」と聞かれると、ハッとしながらも、一番じぶんが大事に思っている核の部分がぽろっと出てくる。
このテーマの核に立ち返って、一番伝えたいことを選んで、プレゼンに向けて練習を行いました。
これを躍動感のある語りでお客さんに伝えられるように、あとは練習あるのみ。
前回は、一言も喋れなかったり、泣いてしまったりする子もいましたが、今回はどうなるのでしょうか?
YI&ES
※TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。