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”表情”と”仕草”

タイトル:顔にかいてありますよ
探究領域:意思表現
セントラルアイディア:態度は表情と仕草で表され、伝わる。

[1・2年生]

「”顔にかいてありますよ”、ってお母さんに言われたことがある〜!鏡見ても何も書いてないのにそんなこと言うんだよー!」
「え〜!!!何それ〜!??どういうこと〜?」
「あ!ぼく知ってるよ。気持ちが顔に出ちゃうから口では違うこと言っても分かっちゃうんだよ。」

もちろん顔に本当に何か書いてあるわけではありませんが、私たちはこのような表現を使うことがあります。
では一体なにが顔を通して相手に伝わっているのでしょうか?
そんなことをキッズたちとまずは一緒に考えてみました。
するとある子は”目は口ほどにものを言う”ということわざをみんなに教えてくれました。

「では目は言葉以上に何を伝えているのかな?」
子どもたちからは”気持ち”や”思い”という意見がかえってきました。 「じゃあ目以外では”気持ち”や”思い”って伝わらないの?」
「顔の色でも伝わるよ。赤かったら恥ずかしがってるってこと。」

では、自分は一体どんな表情や仕草でどのような印象を与えているのでしょうか?
知っているようで知らない自分の『表情』や『仕草』を見てみるために前回のプレゼン映像を音声なしで見てみることにしました。

すると・・・
自分や友達のプレゼンを楽しそうに鑑賞し、それぞれに感じた”印象”を聞いてみました。

自分がずっとこわい顔をして話していた → 緊張してそう。怒ってそう。
目線がまっすぐ → 真剣。やる気。
ニコニコしている → プレゼンが楽しそう。楽しいことを話してそう。
堂々としている → 自信ありそう。リラックスしてそう。
指をくわえている → ゴマ化してそう。甘えん坊っぽい。
手で遊んでる → 遊んでる
おじぎがななめ → 恥ずかしがってる
おじぎの時に首だけ前にチョコンと出してる → 面倒くさがってそう

さまざまな”表情”や”仕草”(目線・身振り手振り・動き・立ち方など) から色々な”印象”が伝わってくることを改めて感じた子どもたち。
しかも伝わった実感には、自分が意図していないで伝わってしまっていることがよくあることにも気がつきました。
つまり、”表情”や”仕草”が場合によっては周囲にネガティブなイメージを与えてしまうことがあり、またその逆に好印象を与えることもあると。
来週は”表情”や”仕草”でどのような”感情”や”思い”などが伝わっていくのか考えていきます。

YI

TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。



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