タイトル:静かなともだち
探究領域:万象究理
セントラルアイディア:見れば見るほど見えてくる。
葉っぱマップも完成に近づいてきました。
名前がわからない葉がいくつかあり、それらが取り残されています。
自分たちの分類したマップに当てはまるかどうか確認していきます。
「これは鋸歯の形が尖ってないから鋸歯丘チームだ。」
「こっちは、ずれずれずれずれチーム。」
葉の形や葉脈の流れを見てはどのチームに入るか分けることができています。
全員が、どう見分ければいいかわかっています。
それだけ、彼らが話し合いを重ねてきたことが伺えます。
一人の意見が押し通されたとしても、納得できなければ分類することはできません。
主脈が凸凹していることを発見し、“主脈立派チーム”という名前をつけたものの、
どの葉っぱも主脈は側脈や細脈よりも目立っていて、どれが立派なのかそうでないのか
区別がつきにくくなってしまいます。
「みんな主脈立派チームになっちゃうよ。」
これでは、特徴を見つけ出したことにはなりません。主脈立派チームはあえなく解散。
しかし、主脈に注目していったことで、分裂葉の葉には主脈と思われる脈が分裂した数だけあることを発見します。
「これって、主脈が3本?」「あ、ほんとだ。」
主脈立派チームから主脈3本や主脈5本チームができていきました。
1年生7人がそれぞれに違った見方をしながら、互いに納得できる分類の仕方を探し出していったので、名前のわからない葉でも見ることで、どのチームに入るのかがわかるようになっているわけです。
グループごとを色わけして囲んでいきます。
自分たちのつけた名前もしっかり読めるように清書。
名前の意味がわかるように説明も添えていきます。
これまで自分たちがどんな観察をして分類をしていったのかを振り返りながら、最後にマップのタイトルを考えていきました。目で見て、鼻で嗅いで、手で触って、定規でサイズを測るという観察を続け、2種類の葉っぱマップができあがりました。
「いろかたち注目マップ」
うちわチーム、ブラックチーム、あざやかチーム、鋸歯丘チーム、ぜん丘チーム、
おにがてチーム、いたたたチーム、見た目痛いけど痛くないチーム、針葉樹チーム
「みゃくかたち注目マップ」
骨チーム、ずれチーム、ずれずれずれずれチーム、平行脈チーム、
主脈3本チーム、主脈5本チーム、主脈7本チーム、もみじ型チーム、針葉樹チーム
「どっちにも針葉樹チームがあるね。」
「針葉樹はあっても広葉樹はないね。」
「だって、ほとんど広葉樹でしょ。」
自分たちの集めた葉はほとんどが広葉樹であり、針葉樹が少なかったことがマップから見えてきます。ほかにも、「みゃくかたち注目マップ」では、左右に落葉樹・常緑樹、上下に高木・低木と4つに区分けしたことから、次のようなことが見えてきました。
「高木には“ずれずれずれずれチーム”いないね。」
「“骨チーム”は高木しかいないよ。」
「どのチームも落葉樹・常緑樹があるね。」
分類することで、自分たちの集めた葉にどんな特徴があるのかが見えてきました。
また、それぞれに自分のお気に入りのチームもできたようです。
チームの名前もユニークであり、聞いただけでは意味がわからないものもあります。
プレゼンテーションでは、名前の由来も含め、分類の仕方を多くの人に理解してもらえるよう発表に挑みます。
AN
※TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。
探究領域:万象究理
セントラルアイディア:見れば見るほど見えてくる。
[1年生]
いよいよ週末はプレゼンテーションデイです。葉っぱマップも完成に近づいてきました。
名前がわからない葉がいくつかあり、それらが取り残されています。
自分たちの分類したマップに当てはまるかどうか確認していきます。
「これは鋸歯の形が尖ってないから鋸歯丘チームだ。」
「こっちは、ずれずれずれずれチーム。」
葉の形や葉脈の流れを見てはどのチームに入るか分けることができています。
全員が、どう見分ければいいかわかっています。
それだけ、彼らが話し合いを重ねてきたことが伺えます。
一人の意見が押し通されたとしても、納得できなければ分類することはできません。
主脈が凸凹していることを発見し、“主脈立派チーム”という名前をつけたものの、
どの葉っぱも主脈は側脈や細脈よりも目立っていて、どれが立派なのかそうでないのか
区別がつきにくくなってしまいます。
「みんな主脈立派チームになっちゃうよ。」
これでは、特徴を見つけ出したことにはなりません。主脈立派チームはあえなく解散。
しかし、主脈に注目していったことで、分裂葉の葉には主脈と思われる脈が分裂した数だけあることを発見します。
「これって、主脈が3本?」「あ、ほんとだ。」
主脈立派チームから主脈3本や主脈5本チームができていきました。
1年生7人がそれぞれに違った見方をしながら、互いに納得できる分類の仕方を探し出していったので、名前のわからない葉でも見ることで、どのチームに入るのかがわかるようになっているわけです。
グループごとを色わけして囲んでいきます。
自分たちのつけた名前もしっかり読めるように清書。
名前の意味がわかるように説明も添えていきます。
これまで自分たちがどんな観察をして分類をしていったのかを振り返りながら、最後にマップのタイトルを考えていきました。目で見て、鼻で嗅いで、手で触って、定規でサイズを測るという観察を続け、2種類の葉っぱマップができあがりました。
「いろかたち注目マップ」
うちわチーム、ブラックチーム、あざやかチーム、鋸歯丘チーム、ぜん丘チーム、
おにがてチーム、いたたたチーム、見た目痛いけど痛くないチーム、針葉樹チーム
「みゃくかたち注目マップ」
骨チーム、ずれチーム、ずれずれずれずれチーム、平行脈チーム、
主脈3本チーム、主脈5本チーム、主脈7本チーム、もみじ型チーム、針葉樹チーム
「どっちにも針葉樹チームがあるね。」
「針葉樹はあっても広葉樹はないね。」
「だって、ほとんど広葉樹でしょ。」
自分たちの集めた葉はほとんどが広葉樹であり、針葉樹が少なかったことがマップから見えてきます。ほかにも、「みゃくかたち注目マップ」では、左右に落葉樹・常緑樹、上下に高木・低木と4つに区分けしたことから、次のようなことが見えてきました。
「高木には“ずれずれずれずれチーム”いないね。」
「“骨チーム”は高木しかいないよ。」
「どのチームも落葉樹・常緑樹があるね。」
分類することで、自分たちの集めた葉にどんな特徴があるのかが見えてきました。
また、それぞれに自分のお気に入りのチームもできたようです。
チームの名前もユニークであり、聞いただけでは意味がわからないものもあります。
プレゼンテーションでは、名前の由来も含め、分類の仕方を多くの人に理解してもらえるよう発表に挑みます。
AN
※TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。