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なかまわけ

タイトル:静かなともだち
探究領域:万象究理
セントラルアイディア:見れば見るほど見えてくる。

[1年生]

これまでに採集してきた葉っぱの押葉ができあがってきました。
葉っぱの形、色、触り心地、臭いなど観察してきたことを活かして、
集めてきた葉を比較することで、どのような種類分けができるのかを考えていきます。

まずはパッと見て判断。直感に近い感覚で仲間をつくっていきます。
「まっくろになった葉っぱをひとチームにしよう。」
「そしたら、赤っぽいのはこっち。」
「赤いってことは落葉樹?」
「まだ赤くなってない落葉樹はどうする?」

bunrui_IMGP8419.jpg

「落葉樹と広葉樹で分けるってこと?」
「針葉樹の中でも分けていけばいいんじゃない?」
覚えた用語を使って、葉の特徴を出していきます。



全体の葉の形に着目し、似たような形に名前付けをしていきました。
葉の基部を見て、“人間のお尻チーム”
全体の形から、“恐竜の足チーム”に“細長チーム”
そして、“まるっこチーム”

kyoryu_IMGP8435.jpg   marukko_IMGP8439.jpg

形の細部まで見ていくと、葉脈に違いが見えてきます。
主脈のみが出っ張り目立っている、“主脈立派チーム”
側脈の形がハート型に見える、“側脈ハートチーム”
側脈と側脈の幅が狭く魚の骨のように見える、“骨チーム”

sokumyaku_IMGP8438.jpg

先が尖がった形については、感触の特徴が際立ってきます。
「鋸歯が尖ってる。これって針葉樹みたいにチクチク痛い。」
「でも、針葉樹の方が痛いよ。」
「痛っチームと痛たたチームに分けてみよう。」
「ヒイラギの葉っぱは鬼が苦手な葉っぱだから、オニガテチームは?」
「いいねー。」

itai_IMGP8437.jpg
針葉樹が“痛たたたチーム”になり、
ヒイラギとそれに近い鋸歯縁の葉は“オニガテチーム”となりました。





あとに残ってきた葉は分け方が難しくなってきます。
中でもイチョウは、どの葉にも似ていないということになってきました。

「イチョウは針葉樹って、図鑑に書いてあった。」
「でも、おかしくない?」
実際に、一緒に図鑑でイチョウのページを開いてみると、
イチョウは正確には針葉樹でも広葉樹でもなく、裸子植物にあたる。と書いてありました。
「ここの針葉樹って文字を読んで、そうだと思っちゃったんだ。」
「ほかの葉っぱとは違うんだね。」
イチョウは孤立することに。

図鑑を見ることで、情報も増えていきます。
「実をつけるチームとつけないチームに分けてみようか。」
「そうしよう。」
イチョウやヤマモモの木は雌株と雄株に分かれていることから、実に着目するようになりました。図鑑を見ながら、分けていくとほとんどの葉っぱが実をつけるチームになっていきます。

そもそも実ってなんだろう?と、
木の実が種であることを知ると、どの木にも実がなることがわかってきます。
「それじゃ、違う分け方にしてみよう。」
一度、決めたグループが崩れていくことも。
なかなか、すべての葉っぱを分類することができずにすっきりしません。
「あー、どうしよう。」
今週はもう時間切れ。来週にまたやり直していくことになりました。

一方、アートの時間では、1枚の葉っぱの観察を続けてスケッチをしています。
art_IMGP8423.jpg  art_IMGP8434.jpg

「できた」と思っても、まだ見ていないところがある。
先週から引き続いて、見ているようで見ていないこと、見れば見るほど見えてくることを実感しながら、細部まで描き写した作品になっていっています。次回は、絵の具で色塗りに挑戦していけそうです。

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TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。



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