今週は、ゴミを減らすために何か自分達で出来ることをしようということで、
ポスター作りリサイクル工作にチャレンジです。
リサイクル工作について、調べることから始めました。
どういうものにしようかを考えます。
「いらないものから作らないとリサイクルにならないな」
と子どもがつぶやきながら調べていきます。
「これはゴミかな?」と質問をし、ひとつひとつ確認して、
ゴミとなってしまうものから作れるものを考えていきました。
選んだものは、これならスクールのものを使ってできると『写真立て』に決定。
ひとつひとつ設計書で確認しながら、作っていきました。
ダンボールを写真のサイズより大きめに切り取り、
さらにきれいに装飾していきます。
以前、訪れたリサイクルセンターの人から教わったことで
リサイクル工作で新聞のカラーのところを利用するときれいになることを思い出しました。
早速新聞を調べていきます。
「これはいらないものだから使ってもいいね」
何とか写真立てが完成しました。
リサイクル工作をした子どもは、ポスターに描きたいということで、
ポスター作りのポイントは、「伝えたいことをまとめること」「分かりやすいこと」
試行錯誤をしながらいろいろなアイデアを出してみました。
そこでは新しいキャラクターも生まれ、ポスターにも思いがこもっていきます。
本番ということで画用紙に描いていきました。
人に伝わるようにゆっくり丁寧に。
色塗りは細かい作業であることと色をちょうどよく調整することなどに苦労をしていましたが、何とか完成です。
来週は発表に向けてどのような切実なゴミ問題があるのかということと、実際に身近で動けることをまとめます。さらに発表へ向けて練習をしていきます。
TK
『カラス、どこが悪い!?』の著者、森下さんとの時間をふりかえりながら、
またまた新しい疑問が出てきました。
先日、和田堀公園で子ども達が発見したカラス小屋について、
実はカラスを捕獲するための小屋であることが分かりました。
子ども達にとってはショッキングな事実。
でも、なんとなんと、森下さんはカラス小屋から
脱走したカラスを見たことがあるそうです。
翌日振り返りをしていると、ある子から、
「脱走したカラスみたいに賢いカラスは大体何%くらいかな?」
という疑問が出ました。
早速メールで森下さんからアドバイスをいただきました。
どんな考え方をすれば答えに近づけるか、考え方を学びます。
それから、週末にある子が地元の図書館で借りてきたカラスについての本を見て、
実際はどうなのか確かめに蚕糸の森公園に出かけると・・・
なんと、カラスの巣を発見!!
最近、カラスの雛(といっても大きさは同じですが)がいるねと、
観察していたのですが、巣を見つけることが出来ました。
高い木の上に作られた巣。双眼鏡で見ると、たくさんのはりがねハンガーで作られています。
「カラスがはりがねハンガーを曲げるところ、見たいな。」
カラスがなぜ、プラスチックハンガーは盗まないで、はりがねハンガーばかり盗むのかと疑問を持った子のつぶやきです。
自分の予想通り、プラスチックハンガーは曲がらないけど、
カラスははりがねハンガーを自分で曲げて加工して巣の材料として使うという事実が印象深かったようです。
双眼鏡の使い方も最初は難しいですが、あきらめないで何度も練習します。
今回のテーマで一番2人の印象に残ったことはどんなことでしょう?
来週はとうとうまとめの1週間、カラスについてずっと考えてきた5週間
をさらに深め、大切に過ごしたいと思います。
YT
今日は、日本DIY協会の方々のご協力により、
セシオン杉並の工芸室で「木工教室」が行われました。
子ども達はたくさんの木っ端の中から自分で材料を選び、何でも好きな物を作ります。
困ったら、DIYアドバイザーの方々に相談です。
子ども達は集中して取り組んでいましたよ。
あっという間に時間がたち、最後は発表です。
子ども達の表情の良さに感動してくれた、日本DIY協会の方々、お蔭様でよい経験が出来ました。どうもありがとうございました。
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DIYの方からボンドの使い方の説明です。ボンドにも使うコツがあるんだね。
みんな、しっかり聞いて、上手に使っていました。
資格を持った、DIYアドバイザーの方々が
子ども達が作りやすいように、色々と補助をしてくださいます。
みんな真剣に自分の作品と向かい合っています。「頭の中のイメージをどう形にするか・・・」
「手を動かしているうちに新しいイメージが浮かんできたぞ!」
「これ、切って下さい。」
硬い木もたくさんあり、
アドバイザーの方々も一苦労です。
さあ、どんな作品が出来上がったかな・・・・「これは何?」 「ゲイジュツデス!」
こんな、実用的な作品もありますよ。
廃材を使っての木工ですから、いかにその形を生かすかが鍵ですね!
そんな工夫も良い経験となりました。
明日はいよいよ発表です。
今週は発表に向けて気合を入れて練習です!!
ここに来てもう一度確認。
「てこ」って何?
「歯車」って必要?
「滑車」って何のためにあるの?
自分の担当以外のものも説明できるように
頭の中を整理します。
最初の頃は自分では理解しているつもりが
実際は中々うまく伝えられない。といった事もありましたが、
やっと自分の言葉になってきました。
他の人にも伝えたい!という気持ちがでてきました。
他のグループの発表に対しても真剣に聞けるようになり、
「その言葉はもっとこう言ったほうがいいんじゃない?」
などと助言もできるようになりました。
さて、明日はいよいよ発表当日です。
「てこ」「歯車」「滑車」の仕組みを模型を使って
みんなにうまく伝えることはできるのでしょうか?
LM
今まで、ゴミのことについて学んできた2・3年生。
さぁいよいよ、今週末にテーマ発表です。
今までのことを思い出しながら、どのようなことを伝えるか整理します。
今回はゴミ問題という身近なことですが、社会的には大きな問題としてあるゴミ問題について、
自分達もどうにかしないと思っているだけにプレゼンテーションをするには、「このままでは本当
に危ないぞ」と思わせることがポイントです。
内容、話し方などを工夫し、人をひきつける能力が問われます。
まずは、みんなで話し合い発表の内容を決めていきました。
「そういえば動物がゴミに苦しめられているところを見たよ。
そのことを伝えたい!写真があればひどいところが伝わるかな」
「人間だけがゴミを出しているんだね。このことに気づいてほしいな」
「分別しないと資源もゴミになるんだよね」
「今までやってきたことを伝えたいな」
模造紙に「ゴミの現状」から、このままでは大変なことになることと、
「ゴミを減らすためには」ということを、今までの経験したことを含めてまとめます。
分かりやすく丁寧にまとめていきました。
そして、本番を想定してひたすら発表の練習です。
練習ではとても元気が良く、はっきりと伝えることができていました。
果たして、発表を通して多くの人に「ゴミと友達になろう!」という思いを伝えられるでしょうか?
TK
今週は、先週見つけたカラスの巣の観察についてを書き記すことから始まりました。
本では、30~40メートルの高さに巣を作ると書いてあったけど、
この巣はちょっと低いかな・・・・?
はりがねハンガーを大体何本くらい使っているかな?
大きさは60cmくらいって書いてあったね、どうかな?
詳しく見ていきます。
それから、テーマ発表会で何を伝えるのか考えるために、今までの流れを振り返ります。本当に1ヵ月半、ずっとカラスのことを考えてきました。
「カラスは悪者ですか?」の質問には、2人とも学んできたことを使って、自分の意見を書くことが出来ました。
テーマ発表の練習の合間には、カラスについての本を開いては
「えーーー!そうなんだ。」
「見て見て!」とまだまだ興味は尽きません。
明日の発表は、まとめてきたファイルを使い、二人が別々の場所に分かれての発表に挑戦です。
YT
いよいよテーマ発表の日がやってまいりました。
子ども達は発表前に集まり手を合わせ「ォ~!」と気合を入れて本番に臨みます。
定滑車とは何なのか・動滑車とは何なのか
定滑車と動滑車はどう違うのか?
緊張しながらも模型を使い、錘がつり合うところを見せます。
てこグループはお父さんに実験を体験してもらいました。
緊張のあまり感想を聞くのを忘れてしまいましたが、重いものを軽く持ち上げる事ができる事を見せてくれました。
歯車グループは自分達が作ったLEGOの模型を映像で移しながら
小さい歯車と大きな歯車の違いを説明してくれました。
緊張はあったものの、みんな「小さな力でも大きな力を生み出すことができるんだ!」
という事を伝えてくれました。
発表終了後、みんなで自分達の発表の様子をVTRで見てみました。
「もう少し、みんなに釣り合ってるとこを見せればよかったなぁ」
「1年生にも試してもらえばよかった・・」「準備に時間がかかりすぎたよなぁ」
「でもちゃんとセッティングできてよかった」「歯車も無事だったよ」。
反省と同時に自分達なりに伝えたいことを伝えられたという
気持ちがあったようです。
その後、頂いたふりかえりシートを読みました。
やはりお父さん・お母さんから褒められるのは嬉しいようで
チョット恥ずかしそうに笑顔を見せていました。
しかし、まだまだ課題はあります。
沢山の方から質問や疑問をいただきました。
「力で得した代わりに何を損したのかな?」
「歯車のスピードが変わることでの良い点は何?」
「発明されたことで生活がどのように便利になったと思う?」
子ども達にはこれらの質問を夏休みの間に考えてきてもらう事になりました。
授業は終わってしまいますが、テーマはまだまだ続くのです。
LM
さぁ、テーマ発表会本番です。
彼らのプレゼンテーション能力が問われます。
今まで学習してきたことから、伝えたいと感じた
「ゴミ問題の切実な状況」
「どのように取り組んでいったらよいのか」
ということについて発表しました。
模造紙を指しながら発表しました。
「人間だけがゴミを出しているのです」
「埋め立てたいるもので布団がこんなにも多いです」
自分たちの学習してきたことを自信を持って伝えることが出来ました。
「一日に一人当たりこんなに多くのゴミが出ています」
と実際に用意したゴミを持ってもらい、体感してもらうことで
ゴミ問題の深刻さを実感してもらおうという工夫。
「分別すれば資源。分別しなかったらゴミになってしまう」
この後、質問を受け、懸命に答えていました。
翌週に発表会についてと今まで学習してきたこと、発表会にを振り返りました。
「質問によく答えることができた」
「声を大きく出せていた」
など振り返りシートには頑張ったことが評価されていました。
しかし、「ゴミ袋をスーパーで渡さなくなったことは、結局ゴミ袋を買うことになる。
だから、ゴミを増やすことになるのではないのか。」
というようなするどいアンケートもありました。
ゴミの問題は表面だけではなく、
深く広く考えて、いつも向かいあわなければいけない、
そのことを考える大きなきっかけになったのではと思います。
今後も継続的に考えて行動してみることが重要です。
これらのことは身近な問題であり、今後もこのゴミと向き合っていかなければなりません。
最後に見学させていただいた場所に
それぞれ御礼の手紙を書きました。
感謝の気持ちと同時に今回の学習を
通して感じたことを表現しました。
TK
今回のテーマ発表は、今までまとめてきたテーマファイルを使い、
2人が別々のコーナーで発表するという形を取りました。
とにかく何でもかんでも初めての経験の1年生ですが、
一番伝えたいことを、みんなの前で堂々と発表することができ、
それぞれが満足いく発表となったようです。
「このテーマで何が一番楽しかった?」
「発表!」という答えからもその充実感が伺えます。
自分で予想して、実際に観察や実験をして確かめて、
さらにカラス博士のお話や本などから細かい情報を得る。
今回のテーマではそんな流れの中でカラスに対する
「知りたい」気持ちがどんどん高まっていきました。
翌日の振り返りでは、みんなが書いてくれた「ふりかえりシート」
を見て、自分達の学習の成果を確かめることが出来ました。
特に、お父さん、お母さんからのメッセージは嬉しくてたまらない1年生たち!
最後に、カラス博士の森下英美子さんにお手紙を書きました。
「・・・・これから からすがきらいって
ゆうひとあったら やさしくゆってあげる・・・」
カラスに対しての思いは同じである子ども達と森下さん、
心はつながっているようです。
これから2人は自分の目で確かめたカラスの本当の姿や
気持ちをみんなに伝えるメッセンジャーとなってくれることでしょう。
頼もしさを感じます!
YT
事前から準備を重ねてきた「自然キャンプ2009」。とうとう当日がやってきました。
キャンプ場に着いたらこの3日間の自分達の寝場所、テントを組み立てることから開始です。
このテント、最近ではなかなか見ることができない貴重なタイプ(古いタイプということです・・・)。
しかも河原の石の上に設営するので、ペグを打つのも、土の中の石にあたらないよう、
探り探りの作業です。テント班全員が協力しなければ到底出来上がりません。
途中、どうしても川の魅力に負けてしまう下級生に、上級生がお説教をする場面も見られました。
そして、作業の途中には、ちゃんと日食も見る事が出来たのです!
曇り空の中、肉眼でも安全にしっかり見ることができ、ラッキーでした。
労働の後の美味しいお昼ごはんを済ませた後は、お待ちかねの川遊びです!
水着に着替えていざ!!
川の水は澄んでいてとってもきれい。上級生達は次々とジャンプに挑みます。
そんな姿を見ていて、キャンプ中に多くの子が岩からジャンプを果たしました!
魚を取ったり、石を拾ったり・・・子ども達はみんな、川遊びが大好き!
さてさて、そろそろ今夜の夕飯、カレー作りに取り掛かりましょう。
実はこれ、単なる飯ごう炊飯ではなく、「カレーコンテスト」なのです。
4つの班で事前にレシピを考え、前日に子ども達自身がスクール近くのスーパーで材料を
買ってきました。野菜などを切って、お米を洗ったら、河原の大きな石でかまどを作り、
火を起こします。薪は各班一束だよ!
火を一定に保つことが出来るよう、みんなで試行錯誤です。
そして、とうとう美味しいカレーが出来上がりました!!
きのこ入り、パイナップルとチーズ入り、ミニトマト入り、ソーセージ入り・・・と、それぞれの班が
工夫を凝らし、とってもとっても美味しいカレーが出来上がったのでした。
初日の夜は、「ソロ」という活動を行いました。これは、ひとりで指定された場所で
25~35分過ごすというもので、ただの肝試しとは違います。
「動かない。しゃべらない。」このルールを守り、聞こえてくる音に耳を澄ませます。
「ボクの名前を呼ぶ声が聞こえたんだよ~!」(空耳です)
スタッフの予想以上にみんな、勇気ある行動を取れていてびっくりしました。
2日目昼のメインイベントは、「流しそうめん」。
まずは、みんなで竹を取りに近くの竹やぶへ。班で協力して竹を運びます。
そして、二つに割り、中の節をきれいに取り除き、ちゃんとそうめんが流れるようにします。
みんなで竹を組み立てて、待ちに待った流しそうめんの始まり始まり。
見てください、みんな、獲物を狙う獣のようです!そうめんを流すスタッフも大忙し。
午後は、川遊びの後、マスのつかみ取りです。
すぐに捕まえられる子、なかなか捕まえられない子、いましたが
みんな自分でさばいて焼いて、美味しく頂きました。
2日目の夜は、キャンプファイア!
班でスタンツという出し物をしたり、歌ったり踊ったり・・・。
最後はみんなでTCS校歌を大合唱。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。
2晩とも、夜のテントはあっという間に静かになりました。
昼間、精一杯活動しているから疲れたよね。
こうして、子ども達が自分達の手で色々なことをやり遂げたキャンプが無事終わりました。
何でも自分達でできる!そういう手ごたえを感じてくれたキャンプとなったことと思います。