『カラス、どこが悪い!?』の著者、森下さんとの時間をふりかえりながら、
またまた新しい疑問が出てきました。
先日、和田堀公園で子ども達が発見したカラス小屋について、
実はカラスを捕獲するための小屋であることが分かりました。
子ども達にとってはショッキングな事実。
でも、なんとなんと、森下さんはカラス小屋から
脱走したカラスを見たことがあるそうです。
翌日振り返りをしていると、ある子から、
「脱走したカラスみたいに賢いカラスは大体何%くらいかな?」
という疑問が出ました。
早速メールで森下さんからアドバイスをいただきました。
どんな考え方をすれば答えに近づけるか、考え方を学びます。
それから、週末にある子が地元の図書館で借りてきたカラスについての本を見て、
実際はどうなのか確かめに蚕糸の森公園に出かけると・・・
なんと、カラスの巣を発見!!
最近、カラスの雛(といっても大きさは同じですが)がいるねと、
観察していたのですが、巣を見つけることが出来ました。
高い木の上に作られた巣。双眼鏡で見ると、たくさんのはりがねハンガーで作られています。
「カラスがはりがねハンガーを曲げるところ、見たいな。」
カラスがなぜ、プラスチックハンガーは盗まないで、はりがねハンガーばかり盗むのかと疑問を持った子のつぶやきです。
自分の予想通り、プラスチックハンガーは曲がらないけど、
カラスははりがねハンガーを自分で曲げて加工して巣の材料として使うという事実が印象深かったようです。
双眼鏡の使い方も最初は難しいですが、あきらめないで何度も練習します。
今回のテーマで一番2人の印象に残ったことはどんなことでしょう?
来週はとうとうまとめの1週間、カラスについてずっと考えてきた5週間
をさらに深め、大切に過ごしたいと思います。
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