[1・2年生]
タイトル:I am special, YOU are Special.
お父さん・お母さんのインタビューシートを読んで、自分のことを新たに知ったり、自分のいいところに気付いた子どもたち。
自分のいいところにもっと気付くために、
自分の興味関心・能力(すきなこと・やりたいこと・できること)について考えてみました。
「くぎうちが好き。」
「みんなと遊ぶのが好き。」
「スキー合宿に行きたい。」
「足の裏が見えるぐらい足を上げることができる。」
など、自ら記録していきました。中には紙いっぱいに書く子も。
テーマ初期は、自分の意見を書いていくことも大変だった1年生もだんだん慣れてきたようでした。
「もう出て来ないや。」と言ったり、
集中がきれてしまったりしつつも、そこで終わらず後で書き足す姿も見られました。
アートクラスでも、テーマに関連した活動をしています。
ただ今、アウトプットに用いる等身大自画像を制作中。
自画像を描き、模造紙を貼り合わせた大きな紙に体を象ります。
手型・足型をとった時は、自分で絵の具を混ぜて作ったオリジナルカラーでスタンプ。
並べるとカラフルな型が出来上がりました。
子どもたちが持って来た生まれた頃の型と比べてみると、
「全然大きさが違う!」
と子どもたちも自分が大きくなったことを実感していたようでした。
さぁ、来週はテーマ発表会に向けて、アウトプットを完成させよう!
EN
※TCS2012年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。
[3・4・5年生]
“わかった”と思ったことが“わからなくなる”[6年生]
テーマ第4週目。 [1・2年生]
タイトル:I am special, YOU are Special.
残すは二週。
発表に向けてアウトプットづくりに入りました。
これは、テーマを通して今まで発見したことを記す他に、等身大自画像を制作し一枚にまとめます。
等身大自画像はアートと協力して、制作中。
色塗りでは、肌色から自分でつくってみました!
市販されている肌色(ペールオレンジ)と自分の肌の色を見比べてみると、
「違う!」
「こんなに赤くない!」
と子どもたち。
「朱色と白色を混ぜてみよう!」
「もう少し白が必要かな?」
肌の色にはどんな色が混ざっているか鏡で観察しながら、
7人7通りの肌色をつくり上げました!
同じ顔でも場所によって、色が違うことを子どもたちは発見して彩色していました。
ポーズや表情だけでなく、自画像に描く服にも彼らのオリジナリティが発揮されています。
「こういうドレスを夏になったら着てるんだー。」
発見は、顔・からだ・声・くせ・性格・好きなこと・やりたいこと・できることなど各カテゴリーから一つずつ選んで書いていきます。
「テーマ発表会で発表したい!って思うことは何?」
「“変な声”ってどんな声?」
など話合いながら書く内容を決めていきました。
デザインは自由!
「絵を描いてみる!」
「写真を貼ろうかな。」
「色鉛筆でカラフルな文字にしてみたい!」
と子どもたちはそれぞれアイデアを出して工夫していました。
さぁ、来週はアウトプット完成、そしてテーマ発表会に向けて頑張ろう!!
[3・4・5年生]
人類は、「原理」を発見すると同時に、その「原理」を「現実」に[6年生]
テーマも残り2週。 [1・2年生]
タイトル:I am special, YOU are Special.
テーマ最終週。
自分の等身大自画像や特徴を書き込む、自分マップの制作も追い込みに入りました!
手型足型を貼る場所や、名前を書く場所、特徴を書き込む場所、飾りつけも各自でデザイン。
すると、生まれた時の手型足型も貼ったり、顔に関係する特徴は顔の近くに貼ったりと、それぞれがこだわり、十人十色なオリジナルマップが完成しました!
テーマ発表会でも各々が工夫します。
マップを披露し、テーマを通して発見した自分の特徴を発表するのですが、ただ読み上げるだけでなく、からだを張って表現することに挑戦です。
できること「体が柔らかいこと」を証明するためにリンボーダンスをする子、
「おならが(すぐ)だせる」特技を実践するために家でもおならを出す練習をしてきた子(もちろん、発表会本番でも披露していました~)、
バレエのポーズで自画像を描いたことから、なんとバレエの衣装で登場した子もいました!
マップだけでなく、発表でも自分らしさを表現しようとする姿が見られました。
それに緊張しながらも(特に一年生にとっては始めての発表会!)、子どもたち自身が楽しそうに発表していたことも印象的でした。
また、自分の発表だけでなく仲間の発表にも耳を傾け拍手で応援したり、逆立ちをする子の足を持つなどサポートをする姿も見ることができました。
みんなお疲れ様!
これからも自分らしさを大切にして自分や仲間のスペシャルを発見していってね!
[3・4・5年生]
大滑車実験も成功し、あとはこの成果をいかに発表するかです。[6年生]
テーマもいよいよ最終週。一年生にとっては入学して始めてのテーマ学習。
ひらがなを学んでいる最中の彼らにとって、アウトプットのマップ作りにおいてあれだけの文字量を書くのは大変だったと思いますが、根をあげずにがんばっていました。
発表会後の質問。
「自分のどこが好きですか?」
「自分以外の人のことで、いいなと思ったところはありますか?」
「このテーマを通して新たに発見したことはありますか?」
このような突然の質問にも、子どもたちは「んー」とうなりながらも答えていました。
「おならができる自分が好き。」
「プラモデルを作ることがらできる自分が好き。」
「○○の逆立ちができるところがいいなと思った。」
「○○がいつもぼくを注意してくれると、(何がいけないのか)気付ける。」
「(テーマを通して)自分の名前の由来を知ることができた。」
全員答えることはできなかったものの、自分だけでなく相手の良さも認める発言が見られました。
発表会後の振り返りでも、タイトルに込められたコンセプトに迫る発言がありました。
「このテーマ、『We are Special.』にしたらいいんじゃない?だって自分だけじゃなく自分“たち”がスペシャルなんだから。」
自分もスペシャル、あなたもスペシャル、だからみんなスペシャル!
そんなことを感じてくれたようでした。
テーマは終わりがはじまり。
これからも自分、他者、そしてみんなのスペシャルを見つけ続けていって欲しいと思いました。
[3・4・5年生]
笑いが起こり、大きな拍手。テーマ発表会のプレゼンは大成功[6年生]
スクール初の試みである「ipadを使ったkeynoteによるプレゼンテーション」に探究型学習をデザインする指導者のためのワークショップ
「探究型」を探究する (3) Thinking about Thinking
【テーマ】 「探究型」を探究する (3)Thinking about Thinking【日 時】 2012年7月1日(日) 9時00分~17時00分
【会 場】 東京 ユビキタス協創広場 CANVAS 2階
東京都中央区新川2-4-7 内田洋行本社 ※会場へのアクセス
【WSリーダー】 久保 一之(くぼ かずゆき) 市川 力(いちかわ ちから)
※プロファイルは、下記をご参照ください。【対 象】 教育関係者、一般
【定 員】 25名(要申込)
【参加費】 9,000円(資料代、昼食代込み)
※満席となりました。ご希望の方はキャンセル待ちにて承ります。
東京コミュニティスクール セミナー事務局
まで TEL:03-3313-8717 FAX:03-3313-8790
e-mail: s12@tokyocs.org
※メールアドレスの「@」を半角に直してください
【お申込み方法】 件名を「参加希望ワークショップ0701」とし、
参加を希望するすべての方について、以下の事項をお知らせください。
1.氏名(ふりがな)
2.所属
3.e-mailアドレス(できればPCアドレスをお願いします)
4.日中の連絡先(緊急用)
5.講座を知ったきっかけ(ホームページ、知人、新聞・雑誌名、SNS名等)
主催: 特定非営利活動法人東京コミュニティスクール
後援: 株式会社グローバルパートナーズ、株式会社知の探究社
協力: 株式会社内田洋行
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WSリーダー プロファイル
久保 一之(くぼ かずゆき)
NPO法人東京コミュニティスクール創立者・理事長
小学生から大学・社会人までの教育に幅広く携わる中で、探究型の学びの研究開発・実践・普及活動、学校教育の国際化支援等に特に力を入れて活動。国際バカロレアの初等教育プログラム(IB-PYP)の研究を通じて日本の小学校教育の未来像を提案している。
株式会社グローバルパートナーズ代表取締役社長、株式会社ビジネス・ブレークスルー コンサルタント、ビジネス・ブレークスルー大学 准教授・同大学院 講師、株式会社知の探究社 取締役副社長。
市川 力(いちかわ ちから)
NPO法人東京コミュニティスクール校長
米国にて13年間日本人駐在員の子ども対象の学習塾を運営。現地の学校で行われていたプロジェクトベースの学びに触れ、『学び続ける力』を育てる教育実践に強い関心を抱く。2004年8月より東京コミュニティスクール初代校長に就任。自ら現場に立ち、初等教育における探究型学習の研究・開発・実践を行っている。主な著書は、「探究する力」(知の探究社)、「英語を子どもに教えるな」「教えない英語教育」(ともに中公新書ラクレ)。講演多数。
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会場案内
東京 ユビキタス協創広場 CANVAS 2階
住所) 東京都中央区新川2-4-7 内田洋行本社
URL) http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas.html
■交通のご案内(地下鉄をご利用の場合)
東京メトロ 日比谷線「八丁堀駅」下車、「A4」出口より徒歩4分
東京メトロ 日比谷線・東西線「茅場町駅」下車、「1番」出口より徒歩5分
JR京葉線「八丁堀駅」下車、「B1」出口より徒歩5分
※お車でのご来館はご遠慮ください。