[6年生]
テーマもいよいよ最終週。発表会に向けてラストスパートです。
テーマ開始時点で、発表形式を「ipadを使ったkeynoteによる
プレゼンテーション」にすることは子ども達に事前に伝えてありました。
スクールでは初めての試みです。
二人とも家ではあまりパソコンを使用していないようですが、
淡々とした表情で特に焦りや不安を感じさせません。
(不思議だなぁ。初めてのチャレンジなのに、不安はないのかな??)
こちらの心配をよそに、まずはプレゼン資料を作成するにあたっての
基本レクチャを受ける子ども達。
・1シート1メッセージ
・結論は最初に持ってくる
・図表を多用し、文字は少なめに
など、最低限のお約束を伝えます。
発表会まで日がない中、周囲の騒音をシャットアウトするため、
通常は理科(実験)で使用している教室を占有し、缶詰状態で作業を進めました。
その様子はオフィスさながら。
限られた発表時間の中で、学んできたこと全てを伝えきることはできません。
これまで学んできたことを整理して、わかりやすい資料を作るために、
いかに情報を絞るか、一緒に頭を悩ませます。
「この章は、シートをどの順番で説明したら、わかりやすいだろう?」
「うーん、低気圧と高気圧の様子がよくわかる画像はないかな。」
「雲のでき方を説明するためには、『断熱膨張』の話は外せないよね。」
「高層天気図の説明は絶対に入れたい!」
ホームワークでも資料の構成を練り直し、スクールではMacにて
資料を作成していきます。
最初はおぼつかない手つきだったものの、すぐ操作に慣れる二人。
新しいデジタルツールに対して、抵抗なくとりかかることができる
デジタルネイティブ世代の底力を感じます。
時間割変更で丸一日テーマの作業を進めるなど、かなりタイトな
スケジュールの中、何とか発表会前日のお昼頃に資料を完成させることが
できました。
「ふー、やっと、できた。。」
やりきったという満足感が表情から見てとれました。
本当にお疲れさま!!
HY
※TCS2012年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。