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今週は第2次世界大戦と第1次世界大戦と2つの大きな戦争です。
子ども達は「なんでドイツは戦争始めたの?」
「なんで原爆落とされなきゃいけなかったの?」とすでに興味津々。
話をしていくと「おじいちゃんとかおばあちゃんってどうやって生き延びたんだろう?」
「すごいよねぇ!」と家族の歴史も合わせて考えるようになっています。
「宗教が違うとなんで争いになるの?」「なんで戦争なんかするんだろう?」
という声があがったのでクラスの出来事に例えて話をすると、自分達もクラスで
戦争を起こさない様にしなきゃという話になりチョット反省していました。
さて、後半は作業です。
お正月休みでたっぷりインタビューをしてきてもらったので、
子ども達は新たに得た情報を話したくて・書きたくてしかたありません。
「コレは奄美大島から東京にみんなで行っちゃう最後の写真なんだって」
「なんで最後なの?」
「聞いてなかった・・・」
「おじいちゃんの家の庭には滑り台の他にも色々あったんだよ!スゴイ大きいの!」
「その中でも一番滑り台が好きだったの?」
「ん~・・わかんない・・」
インタビューをして書き出してみるとまだまだ聞いてないことがあったり、
聞きたい事が出てきたりしたので、その場で電話インタビューをする事になりました。
「ママ、プロポーズの言葉ってなんだったの?」
「パパ、私が生まれた時どう思った?え~そうだったの?」
普段は聞かないお父さんやお母さんの気持ちを聞いた
子ども達はなんだか嬉しそうです。
そしてこれが書き上げた1枚です。
この3連休も取材です!面白い話をまた聞かせてね!
LM
※TCS2009年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。
暗号についてだんだんと知識が増えてきたので、
「暗号を作ろう」ということで
暗号作りにチャレンジしました。
「これでは解けないよ」
「こうするとちょっと難しいかな?」
と、知っている知識の中でいろいろ試行錯誤をしました。
前回、デジタルのものの中では2進法が使われていることを思い出し、
そのことを何とか暗号に使えないかと考えました。
しかし、2進法の暗号を連続して羅列するだけだと何をいっているのか、
どこで区切るのかさえ分からずに難しすぎる。
工夫をしていきました。まず、伝えたい文字を10進法に直し、さらに2進法へ変換しました。
2進法の暗号が完成です。果たして理解できるでしょうか?
この暗号を作ったもう一人の子が解きました。
「1と0しかないのは何でだ?」
「文字がずれていくのかな?」
「色が別になっているのは意味があるのかな?」
といろいろ考えていきます。
やがて・・・
「解けた。そういうことか!」
見事に暗号が解けました。
「そうか2進法か?」
「そういえば他にも、10進法以外のものが身近にあるよね?
「時計は12進法だ」
「60秒で1分だから60進法だ」
「1年も365日だから・・・365進法?」
「違うよ!366日になったら1年になるから366進法だよ」
数字にもいろいろな表し方があることが分かりました。
来週は、さらに工夫を重ねて暗号作りにチャレンジです。
TK
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昨年から作成してきた「自分の周りの世界」
家族→スクールの友達→スタッフ・・・・と徐々に世界が広がってきました。
自分の顔写真の周りに付箋紙が増えていくと、それを「コロニー」「ありがとうの要塞」などと呼んだり、
「ロケットの形みたいになってきた!」などと楽しみながら作業しています。
1回お休みしてみんなより遅れていた子に対して「〇〇のも、ずいぶん増えてきたね!」
と声をかけたり、「スクールのメンバー足りないよ!」と教えあったり・・・
「自分の周りの世界」ではあっても、お互いに学び合いながら進める姿が見られます。
「蚕糸の森公園で掃除してくれてる人」「スーパーの人」・・・
と自分を中心に外へ外へと世界が広がり、「もういないよ・・・」となったところでスタッフから
「〇〇がお世話になっているのは人だけかな?」と質問が投げかけられました。
しばらく考えていたその子は「うさぎのみけぼ!だって撫でると嬉しい気持ちになる。」と、
人以外に自分の生活にかかわっている存在に気付くことができました。
隣で作業している友達の様子に触れながら、さらに新しい視点で
自分がお世話になっている存在に気付き始めた子ども達。
「自分の家」「蚕糸の森公園の木」「前のテーマでお話してくれたお坊さん」などと次々と
意見が出され、付箋紙の面積が増えていきました。
では、それぞれの世界をみんなで見てみましょう!ということで発表です。
テーマ学習を重ねるにつれ、質問し合い高めあうことに慣れてきた子ども達、
良い質問や意見が出てきます。
スタッフの質問の仕方を真似て、上手に質問する子もいて頼もしいです。
その中で、「動物園の飼育係」と書いてあった子に対して「飼育係がいなかったら寂しい。」
という意見が出たところで、「そうだよね、いるのが当たり前だと思ってるけど、
じゃあ、この人がいなくなったら、これがなくなったら、と考えてみたらどう?」
ということで、みんなで想像してみました。今まで当たり前だった隣に座っている子がいなくなったら・・・
「寂しい!」みんなそれぞれに実感できたようです。
「キャンプの時さ~、暗くて怖かったけど、〇〇としゃべって安心したんだよね~」
「〇〇と一緒にいたら嬉しいし、遊んでて段々楽しくなる!」
と、クラス内でお互いのありがたさを確認したところで今週のテーマは終わりです。
YT
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今週は日清・日露戦争、大日本帝国憲法、明治維新です。
現代からさかのぼってきた世界の歴史もとりあえずここまでです。
子ども達は歴史を繋げて考えられるようになってきました。
さて、作業の方はというと中々順調に進んでいます。
「ねぇねぇコレ見て!
パパが学生の時に買った愛車なの!かっこいいでしょ!
で、これが友達。そしてその友達と遊んでたら崖から落ちちゃって・・
ジャーン!!車がボッコボコ!!」
そこには廃車になった愛車が写っていました・・
「スゴイ面白いでしょ!!」
パパの痛々しいエピソードありがとうございます。
「今日は僕が生まれた時の事書くんだぁ!これが僕。」
みんなにかわいぃと言われて嬉しそうです。
「ん~このときの気持ち何て言ってたっけ・・?」
どう書いたらいいのか考えながら少しずつ作業を進めていきます。
さぁ来週からは時間いっぱいを使って作業です。
仕上げに向けて一直線です!
頑張れ七選組!!
LM
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暗号マスターを目指して・・・
暗号を解いていくプロといえば、スパイ、ハッカーですが、
前にも行ったように、宝探しというゲーム形式にして行いました。
気分はまさにトレジャーハンターです。
暗号から法則性を探して、答えを導き出し、そこに指示されているところで暗号を探し、また解く。
くり返し行うことで、暗号を作る技術を磨いていきます。
果たしては、「おたから」は、見つかるのでしょうか?
まずは、いつもどおりひらがなを数字に直していきます。
「数字言っていくから黒板に書いて!」
解いていく効率を考えて子どもたちは自然と役割分担して行っていました。
「なんか0が多くなっているから、区切り方が変わったのかな?」
数字の区切り方にも変わったところがあり、敏感に反応していきます。
始めは、同じ法則で解けるのでだんだんと解く時間が早くなっていきます。
途中は解けなくて苦しいと感じることがあるのですが、
粘り強くあらゆる可能性を考え検証していくと、いつか答えが出るということを実感していきました。
2倍、4倍、8倍・・・という法則で数字にかけ算をしていく暗号では、
「次は一桁増えるな!」と予想し、次の暗号には、区切り方に目がいきました。
「0がいっぱいになったのは関係あるのかな?」
法則が隠されているということで、頭を働かせます。
暗号を解くと、
「分かった」という喚起の声が上がります。
見事、おたからをゲットしました。
続いて、暗号の代表的なもの「転置暗号(ブロックに分けた数字の中で文字の順序を置き換える暗号)」「多表式暗号(ブロックに分けた中で○文字ずらす)」
を解きました。
今までとは解き方の考え方が違うので、てこずっていました。
考えていました。
いろいろ見方を変えてみるもののなかなか法則が見つかりません。
しかし、
「この法則かな?」と思いついたことを検証していき、違ったらまた法則を予想するということを根気強くできるようになりました。
いつか解けるということで、考え続けていきました。
テーマの発表会に向けて、どうしようかと考えました。
「暗号を作って解いてもらいたい」
と出てきたので、自分達で暗号作りをして検証をしていきたいと思います。
TK
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先週、3人がお互いに対して「ありがとう」という気持ちを持っていることが分かりました。
そして、お互いに目を見て、「ありがとう」の気持ちを声に出して伝えてみました。
ちょっと照れくさくて、相手の目を見るのがなかなかできない子もいましたが、
3人とも「ありがとう」という時もいわれる時も嬉しそうな顔をしていました。
「『ありがとう』っていわれた時、どんな気持ちがした?」
「うれしい」「こころがきもちよくなる」「自分もありがとうっていうきもちになる」
「うれしくて音楽が少しずつ聞こえてきた」「自分の心がやさしくなる」
今まで、意識してこなかったけど、ありがとうのパワーってすごいね!
さらに、「『ありがとう』って言うと、ほんとにやってくれたから、すごいありがとうっていう気持ちになる」
と、声に出して「ありがとう」の気持ちを伝えることで、より自分の中の感謝の気持ちが大きくなる
ということに、子ども達は気付きました。
確かにそうです、感じているけどなかなか表現していない気持ちを声に出して表現することで
改めて自分の気持ちに気付くのです。スタッフの私も勉強になりました!!
「ありがとう」の気持ちを声に出したりして
表現することが大切だと分かったところで、
みんながお世話になっている人達にどうやって
「ありがとう」の気持ちを伝えたらよいか、考えました。
その中で、みんなのお弁当の中にいつも入っていて、
いつもはお母さんに作ってもらっている「卵焼き」を
お母さんや家族のみんなにプレゼントして、
「ありがとう」の気持ちを伝えよう!というプロジェクトが発足したのです。
まずは、家で卵焼きを作ったことのある子が他の2人に手ほどきを・・・
試食してみたら「おいしい~~!!」これなら「ありがとう」が伝わるね!
一人ずつ、卵を割るところから全部自分で卵焼きを作り上げました。
そして、手紙と共に家族のみんなにプレゼントしました。
「ありがとう」「すごいね!」「美味しいよ」などと言ってもらい、「もっと色々お手伝いしよう」
「次なる卵料理を考案中」と、子ども達も、手ごたえがあったようです。
そして、スクールの友達にも手紙を書いて「ありがとう」の気持ちを伝えました。
思ってても、伝えないと伝わらないよね!
YT
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今週からはおばあちゃん・おじいちゃんの写真、お父さん・お母さんの写真
を年表と照らしあわすところから始まりました。
「あぁ!日中戦争の時僕のおじいちゃん中国で訓練してたんだよ」
「ひいおばあちゃんの所は疎開先だったらしいよ」
「おかあさんも万博行ったって!」
もう一度それぞれの出来事がどんなものだったのか調べてみよう。
自分達の言葉で出来事をまとめるために資料をみながら
もう一度復習です。
「どう言ったらみんながわかりやすいだろう?」
頭をひねりながらペンをはしらせます。
そしてこのテーマ初のおでかけにも行って来ました。
場所は「昭和館」です。
戦前~戦後の暮らしについて学べる施設です。
食料がなかった時代はイナゴなどの虫がおかずだったというのを目の当たりにして
ビックリしたり、防空壕の中に入ってみたり当時の映像を見たりして
戦争の悲惨さや、戦後の人々の頑張りを感じることができました。
来週はいよいよ発表に向けてまとめていきます!!
LM
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さてさて、テーマの発表会まで、あとわずかになりました。
どうするかということを考えなければなりません。
すると・・・
ある子が
「暗号を開発したよ。解いて!」
といってきました。
しばらく考えて、手を動かして、計算して考えてみるものの分かりません。
「ヒントはね・・・」
ある数を基準にして、考えるものでした。
つまり、その数より小さいい数はマイナスをしていき、大きい数は足していきます。
それから、「こんな暗号はどうかな?」
と、次々とアイデアが出てきます。
発表会乞うご期待といったところです。
それは、今までの学んできた暗号にはない発想のおもしろいものでした。
本当に、みんなの発想の豊かさに感心させられます。
「発表は暗号をみんなにといてもらいたい!」
「そうしたいな!」
そのことを念頭に置きながら
いかにみんなをおもしろいなと思わせるかを考えることにしました。
発表は、今まで学んだ暗号の解き方と作り方を分かりやすく説明をします。
そのためのわかりやすく伝えるにはどうすればよいかをを考えました。
「色を工夫しよう」
「解き方と作り方をかいた方がわかりやすいよ」
模造紙に実際に暗号の解き方を書いてみると、
法則を人に分かりやすく説明をすることは、難しいものであることが分かります。
今まで学んできた暗号の解き方をまとめました。
これらのことを使って、問題を解いてもらいます。
みんなを「あっと」言わせられるようなものができるのでしょうか?
TK
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今週は、子ども達にとっては身近な存在、しかも体育やテーマ、フリーの時間などによく
利用しているスクール周辺の公園に対して「ありがとう」の気持ちを表すために、
ゴミ拾いの道具を持って出かけました。
蚕糸の森公園では、
いつも掃除をしてくれているおじさん達に
ちゃんと大きな声で「いつもありがとうございます!」
と、伝えることができました。
恥ずかしがり屋のあの子も、おじさんから
「わざわざありがとね!」と言ってもらって
嬉しそうです。
公園に行く間にもゴミがたくさん落ちています。子ども達は、このゴミの量で、
自分達の「ありがとう」の気持ちを表そうと、やる気満々で、
「今、ありがとうの量、どのくらい?」と確認しながら拾っていきました。
「タバコ一つも見逃すもんか!!」と気合十分。
どんなゴミもためらいなく次々と拾っていく姿は頼もしかったです。
公園に着くと、遊びたい誘惑にも負けず、まずはゴミ拾い。
お互いに、注意しあったり、声をかけ合ったりする姿も見られます。
公園に「ありがとう」の気持ち、伝わっているね!
途中で、色々な人から「ありがとね、えらいね、いい経験してるね!」などと声をかけられました。
子ども達は「ありがとう」は、「ありがとう」を増大させていく力があると気付きました。
「『ありがとう』って言われると、『ありがとうって言ってくれてありがとう』って言いたくなる」
というのが、今回のテーマで、子ども達が実感していることです。
でも、「ありがとう」の気持ちが伝わらなかったら意味が無いよね。
テーマ発表会という場を活かし、今回のテーマの最後の山場、
スクールの友達みんなに「ありがとう」の気持ちを伝えよう、という事になりました。
3人とも手紙を書いてその場で読む事で「ありがとう」の気持ちを伝えると決めました。
そこで、真剣勝負、ちゃんと伝わらなかったら意味が無い!という事を再度確認し、
みんなへの手紙を書き始めたのでした・・・
YT
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いよいよテーマ発表がせまってまいりました。
今週からはその準備です。
今まで学んできた歴史的事象と自分達の家族の歴史を
1つにしていきます。
まずは歴史的事象をピックアップしていきます。
「一番昔に生まれた人が1920年だから・・・
関東大震災くらいからでいいんじゃないかな?」
この言葉でスタートラインが決まりました。
「戦争は入れた方がいいと思う」「万博は入れたい!」
「新幹線開通は絶対必要!」「阪神大震災は入れて!」
次々と項目が決まっていきました。
次は選んだ歴史的事項を軸に誰の家族のトピックをいれるかを話し合います。
こうして選ばれたものを順番に並べてみました。
こうして並べてみるとこんな事件があった時に
自分の家族はこんな状況だったのかと、なんだか不思議な感じになります。
歴史年表に家族も取りこまれたような感じです。
今度は映像に合わせるセリフ作りです。
自分の担当する部分の歴史的事項は
自分でもう一度調べなおし、まとめました。
「ねぇ。アームストロング船長の言葉ってスゴイかっこいいよ!」
「今じゃ洗濯機とか当たり前なのにね」
子ども達は自分のが出来上がると他の子のも手伝い、
協力して進めて行きます。
そしていよいよ発表練習。
映像を見ながら自分のセリフを読んでいきます。
落ち着いて、ゆっくりと。
どうしても早くなってしまったり、自分の番に気がつかなかったりと
中々うまくいきません・・
しかし、そこは七選組の底力!!
やる時はやるのです!
本番に乞うご期待!
LM
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発表に向けてラストスパートです。
暗号の解き方と作り方を説明するために文章を考えました。
「この暗号の解き方は・・・」
「作るときの手順は・・・」
いざ、説明することを考えてみると、
実際にやり方などはわかっているものの、
人に分かりやすく説明をするということはとても難しいものです。
なかなかまとまった分かりやすい文章にまとまりません。
分かっているのになんでだという思いがあり、もどかしいようで
「できない。どうすればいいんだ」
と苦しんでいました。
しかし、自分たちで考え実際に言葉に出してみて
また推敲をするという作業を繰り返していきました。
「これなら分かるよ」
だんだんと文章も洗練されてきて、分かりやすくなりました。
まとまった文章を、とき方と作り方ということで分かりやすく模造紙に描いていきました。
基本的な暗号を応用して、暗号の問題を作りました。
すばらしいアイデアが出てくる出てくる。
おもしろい暗号はクイズ形式でテーマ発表にみんなに考えてもらうことになりました。
なりました。乞うご期待です。
発表の練習も大詰め。流れに沿って声に出し、ひたすらに練習を重ねます。
今回は暗号ということでといていく楽しさを伝えたいということで、工夫を重ねました。
子ども達のプレゼンテーションも楽しく感じてもらうために考えました。
さぁ来週はいよいよ本番です。
TK
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スクールの仲間への「ありがとう」の気持ちを
表すために手紙を書いています。
とにかく「伝わる」ことが大切なので、
丁寧な作業となり、1、2年生にとっては
時間がかかる大変な経験です。
自分の心の中の感情を見つめ、
それを表すための言葉を一つ一つ吟味していきます。
子ども達も真剣です。やっと出来上がった手紙を本番用の紙に書き写す際、
「この字じゃ、伝わらないな・・・」と、客観的に自分の手紙を見つめる視点が芽生えてきました。
それから、みんなが自分の周りの「ありがとう」を探して書き込んでいった模造紙に
タイトルをつけました。
他の子が常々口にしていた単語をちゃんと聞いていて、自分のタイトルに採用した子、
自分の中から出てくる言葉をじっくり感じてタイトルをつけた子、
それぞれみんな伝えたいことが伝わる良いタイトルをつけることができました!
発表の準備は着々と進んでいますが、いざ本番!となった時に、
声が小さいとか、早口すぎるとかでみんなに伝わらなかったら意味がありません。
恥ずかしがりやさんもいて、今まで練習の成果を存分に発揮できないことも多かったから、
今回はチャンス!みんなに「ありがとう」の気持ちを伝えるために、
本番で勇気を出してがんばれるようにと練習を開始したのでした。
練習をビデオで撮影してみると、
子ども達自身が問題点に気付きます。
「早すぎ!」 「間違えた!」
「(ほかの人がしゃべっている時)遊んでる!」
「ずっと紙を見てる!」
こうして、次にもう一度通してやってみると、
見違えて上達します。
来週のテーマ発表会では、「ありがとう」をみんなに伝えよう!という意気込みで、
堂々と発表できるようにがんばろう!
YT
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