暗号マスターを目指して・・・
暗号を解いていくプロといえば、スパイ、ハッカーですが、
前にも行ったように、宝探しというゲーム形式にして行いました。
気分はまさにトレジャーハンターです。
暗号から法則性を探して、答えを導き出し、そこに指示されているところで暗号を探し、また解く。
くり返し行うことで、暗号を作る技術を磨いていきます。
果たしては、「おたから」は、見つかるのでしょうか?
まずは、いつもどおりひらがなを数字に直していきます。
「数字言っていくから黒板に書いて!」
解いていく効率を考えて子どもたちは自然と役割分担して行っていました。
「なんか0が多くなっているから、区切り方が変わったのかな?」
数字の区切り方にも変わったところがあり、敏感に反応していきます。
始めは、同じ法則で解けるのでだんだんと解く時間が早くなっていきます。
途中は解けなくて苦しいと感じることがあるのですが、
粘り強くあらゆる可能性を考え検証していくと、いつか答えが出るということを実感していきました。
2倍、4倍、8倍・・・という法則で数字にかけ算をしていく暗号では、
「次は一桁増えるな!」と予想し、次の暗号には、区切り方に目がいきました。
「0がいっぱいになったのは関係あるのかな?」
法則が隠されているということで、頭を働かせます。
暗号を解くと、
「分かった」という喚起の声が上がります。
見事、おたからをゲットしました。
続いて、暗号の代表的なもの「転置暗号(ブロックに分けた数字の中で文字の順序を置き換える暗号)」「多表式暗号(ブロックに分けた中で○文字ずらす)」
を解きました。
今までとは解き方の考え方が違うので、てこずっていました。
考えていました。
いろいろ見方を変えてみるもののなかなか法則が見つかりません。
しかし、
「この法則かな?」と思いついたことを検証していき、違ったらまた法則を予想するということを根気強くできるようになりました。
いつか解けるということで、考え続けていきました。
テーマの発表会に向けて、どうしようかと考えました。
「暗号を作って解いてもらいたい」
と出てきたので、自分達で暗号作りをして検証をしていきたいと思います。
TK
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