スクールの仲間への「ありがとう」の気持ちを
表すために手紙を書いています。
とにかく「伝わる」ことが大切なので、
丁寧な作業となり、1、2年生にとっては
時間がかかる大変な経験です。
自分の心の中の感情を見つめ、
それを表すための言葉を一つ一つ吟味していきます。
子ども達も真剣です。やっと出来上がった手紙を本番用の紙に書き写す際、
「この字じゃ、伝わらないな・・・」と、客観的に自分の手紙を見つめる視点が芽生えてきました。
それから、みんなが自分の周りの「ありがとう」を探して書き込んでいった模造紙に
タイトルをつけました。
他の子が常々口にしていた単語をちゃんと聞いていて、自分のタイトルに採用した子、
自分の中から出てくる言葉をじっくり感じてタイトルをつけた子、
それぞれみんな伝えたいことが伝わる良いタイトルをつけることができました!
発表の準備は着々と進んでいますが、いざ本番!となった時に、
声が小さいとか、早口すぎるとかでみんなに伝わらなかったら意味がありません。
恥ずかしがりやさんもいて、今まで練習の成果を存分に発揮できないことも多かったから、
今回はチャンス!みんなに「ありがとう」の気持ちを伝えるために、
本番で勇気を出してがんばれるようにと練習を開始したのでした。
練習をビデオで撮影してみると、
子ども達自身が問題点に気付きます。
「早すぎ!」 「間違えた!」
「(ほかの人がしゃべっている時)遊んでる!」
「ずっと紙を見てる!」
こうして、次にもう一度通してやってみると、
見違えて上達します。
来週のテーマ発表会では、「ありがとう」をみんなに伝えよう!という意気込みで、
堂々と発表できるようにがんばろう!
YT
※TCS2009年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。