[6年生]
[6年生]
卒業式を午後に控える午前中。「エキシビション」のプレゼンテーションが行われるのがTCSの流儀です。卒業生3名が、まず、ステージ上で探究してきたことをスピーチします。スピーチの後は、作成したポスターの前で、オーディエンスからの質問に応えながらさらに詳しく自分のやってきたことを語ります。
「大手スーパーのことを調べていたら、だんだんとそのスーパーが目指すのとは異なる自分なりのまちの姿が見えてきてしまったのです!」
「本来、神は人との争いを許さないはずだし、もし教えに本当に従うなら宗教戦争は起きないはずです。」
「ぼくの学んだ6年間の歩みをぜひ見てください!」
限られた時間の中で、言いたいことをストレートにぶつけます。
よくつくりこまれたポスターにみんな見入ります。やりたいことを考え抜いた末のことですから、どんな質問にも自分の思いが素直に出てきます。
すべてのプレゼンが終わると、オーディエンスの拍手の大きさで、卒業できるだけの学び続ける力を身につけたかどうかを評価します。もちろん全員、大きな拍手を浴びて、みんなに温か祝われながら卒業が決まりました。
とはいえ、探究の合い言葉は「終わりが始まり」。探究の道はいままさに始まったばかり。まだまだ better はいっぱいあります。それをしっかり reflection して、さらにたくましく、しなやかな探究者として歩んでいってほしい。そんな思いで彼らを見守るおっちゃんでありました。
RI
※TCS2013年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。