[2年生]
発表会では、人間の持つ五感を使ってどのような情報を感知できるか、またそれが日常生活でどのように役立つかをオムニバス形式で
演じました。
・見る力や聴く力を使って、信号の変わり目に交差点に突入してく
る車に気をつけよう
・嗅ぐ力を研ぎ澄まして、傷んだ食べ物や飲み物に注意しよう
・背後からくる自転車の気配を感じよう
などあらゆる危険な状況を入れ代わり立ち代わり演じる子ども達。
3人のアイデアとサービス精神がふんだんに盛り込まれた内容で場
内から笑いと拍手が起きました。
ふりかえりシートにも、
「演技、構成、内容とも素晴らしい。楽しみながら学べる工夫がす
ごい!」
「何よりも3人が楽しそうに演じているので、観ているだけで楽し
い気持ちになった。」
「身の回りには危険がいっぱいだということに改めて気付いた。」
「もし五感を使わなかったらどんな危険に巻き込まれるかを最後に
演じてくれてよかった。」
など高い評価を多く頂き、子ども達も自信を深めていました。
子ども達のふりかえりの中でも、
「このテーマが始まる前は五感なんて全然知らなかったけど、自分
たちにはすごい力があるとわかった。」
「最初、見る力が一番大切だと思ってたけど、今はそれと同じくら
い他の力も大切だと思っている。」
「スクールにも登下校の道にも危険がいっぱいであることに気付い
た。」
などの意見が出てきました。
これまであまり意識して使っていなかった五感を今回のテーマで再
認識するようになったようです。
今回のテーマで特に印象的だったのは、オムニバス劇の練習風景で
す。
どうすれば自分たちが学んできたことをオーディエンスにわかりや
すく伝えられるか、また強い印象を残すにはどうしたらよいか、試
行錯誤しながら、何度も同じ場面の練習を繰り返していたからです。
臆することなく堂々とオムニバス劇を演じきったのは、まさに1年
間のテーマ発表の経験の積み重ねがもたらした成果でしょう。
「劇ということで最初緊張したけど、お客さんが笑ったりしてくれ
たので、途中から楽しんで演技できたよ!」と答えてくれた子ども
達に頼もしさすら感じました。
これからも楽しみながら学んでいこうね!
HY
※TCS2013年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。