タイトル:目からうろこ
探究領域:自主自律
セントラルアイディア:私たちはみな、違う世界が見えている。
そんな「視覚」をヒトは五感の中でもいちばん頼りにしているのですからトラブルは絶えないわけですね。ということで、見れども見えなかったり、木を見て森を見なかったり、見ないものが見えてしまったり、なんとも不思議でかつ私たちの生き方に大きな影響を与えるヒトのものの見方のメカニズムについて、今回のテーマ学習では追究してゆきます。
そのために、まず、視覚のメカニズムについて実験もしながら科学的なアプローチで理解を深めます。続いて、私たちの現実認識にものの見え方がどう影響しているのか明らかにしてゆきます。いったい私たちがどんな「色眼鏡」で見ているのか探ります。そして自分のつけている「色眼鏡」を意識し、別の「色眼鏡」をかけたらどう見え方が変わるか考えてゆきます。最終的には、有名なデボノの6色ハットのごとく「6つの Attitude Lens」というものの見方を自由自在に使いこなして、見えている状況を豊かなことばで表現できるようになることを目指します。
RI
※TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。
探究領域:自主自律
セントラルアイディア:私たちはみな、違う世界が見えている。
[2年生]
私たちの目は不思議です。きれいな富士山をばっちりカメラで撮ったつもりだったのに、撮影した画像を見てみると、見えた大きさとは比べものにならないほど小さく、色も鮮やかさも全然違ってガッカリします。また、同じ場所に同じ時間にいてほぼ同じ方向を見ていても、人によって見えたものが違います。にもかかわらず、私たちはこの事実に「無自覚」で、自分の見方は絶対で、他者もまた自分と同じように見ていると思いこんでいます。このように、ヒトは自分の見たいように見てしまう宿命から逃れられず、同じものを見たとしても、そのとらえ方がまったく違ってしまうということが起こり得るのです。そんな「視覚」をヒトは五感の中でもいちばん頼りにしているのですからトラブルは絶えないわけですね。ということで、見れども見えなかったり、木を見て森を見なかったり、見ないものが見えてしまったり、なんとも不思議でかつ私たちの生き方に大きな影響を与えるヒトのものの見方のメカニズムについて、今回のテーマ学習では追究してゆきます。
そのために、まず、視覚のメカニズムについて実験もしながら科学的なアプローチで理解を深めます。続いて、私たちの現実認識にものの見え方がどう影響しているのか明らかにしてゆきます。いったい私たちがどんな「色眼鏡」で見ているのか探ります。そして自分のつけている「色眼鏡」を意識し、別の「色眼鏡」をかけたらどう見え方が変わるか考えてゆきます。最終的には、有名なデボノの6色ハットのごとく「6つの Attitude Lens」というものの見方を自由自在に使いこなして、見えている状況を豊かなことばで表現できるようになることを目指します。
RI
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