[3・4年生]
蛇口をひねれば流れ出て、極めて安価で安全な「水道水」がいつでも、どこでも飲めるような国は、日本しかないと言っても過言ではありません。アメリカやフランスといった先進国でも水道水の安全は脅かされ、水道事業は民営化され、サービスを受けられない貧困層を圧迫している現実があります。中国のように急成長を続けている人口の多い国、そして発展途上国、どの国においても、日本のように容易に水が手に入る状況ではありません。生命の源で一日たりとも欠かせない水に困っている人たちが世界中に多くいるのです。ではこの学びは水に困っている世界の人々に手をさしのべようという学びなのかというとそうではありません。むしろ、水に恵まれた国。水と近しい国、日本に生まれた私たちが「水」という存在を通じて自分たちの生き方を見つめなおすという探究です。もちろん、私たちが当たり前のように享受している水は、これからも簡単に手に入る状態を保持できるかどうかわかりません。決して無駄遣いすることなく、賢く使い、これまで通り質の高い水を生み出し続ける環境をつくりだす努力をしなければなりません。私たちは水からどんな恩恵を受け、どんな使い方をしているか、現状をしっかり把握し、どう使っていったらよいか考えます。そのうえで、津波、台風、暴風雨、土砂崩れ、川の氾濫というように水害に見舞われつつも、湿潤ゆえに豊かな緑に囲また日本の風土が私たちの生き方にどんな影響を与えてきたのか。その伝統から私たちは何を引き継ぎ、どう自分のこれからに反映してゆくか。ことわざや文学などを通じて学びます。[5・6年生]
今回の5・6年生のテーマ学習は「お客様の笑顔を獲得せよ」。[1・2年生]
最初に、[3・4年生]
水のテーマ学習と言えば、著書『探究する力』でも取り上げているように定番のひとつです。一般の学校でも「水」に関する総合学習はよく行われます。その場合、「水」は貴重な資源なので大切に使おうという話だったり、上下水の仕組みがどうなっているか知る学びだったりします。途上国だけでなく先進国でも水不足が進んでおり、これから石油ではなく水を巡る「争い」が起こるという展開もあるでしょう。限られた水を有効に使うために、ハイテク技術をどう活かすかということを追究することもできます。[1・2年生]
今週の始めは日本の踊りの歴史を知るために「日本人はいつから踊っていたんだろう」と問うと[3・4年生]
New Space のプロジェクターは、性能がよいのでまるで映画館で映像を見るかのようです。『ブルーゴールド』は、ブラックゴールドと呼ばれた「石油」に代わり、これからは「水」が「資源」として大いなる価値を持ち、その争奪を巡って国際紛争が起こるかもしれないということを暗示するタイトルです。この映画では、水に恵まれない地域で、貧しい人々が一滴の水を得るのにも苦労していることが淡々と描かれます。私たち日本人が見ると、自分たちの日常とはあまりにもかけ離れた厳しい現実を否応なくつきつけられます。私たちは、疑いもなく、蛇口をひねれば、良質の水道水が手に入ると思い込んでいます。しかし、かなり汚い水でも「一滴」ずつカウントされてなけなしのお金を払わないと手に入らないという地域があるのです。[5・6年生]
今週は駄菓子カフェでどのような商品を扱いたいのか話し合っていく所からスタートしていきました。[1・2年生]
このテーマも後半に入り、子どもたちの中にはプレゼンテーションデイは何をするの?踊るの?と気になっている子も出てきていました。そこで今週は、今回のプロジェクトを発表することから始めました。[3・4年生]
週末のホームワークで、家庭で使っている水についての調査を行いました。いつ、どんな目的で、どれぐらいの量の水を用いているのか実感するためのリサーチです。[5・6年生]
今週は木曜日の開店に向けて準備を整えていきました。[1・2年生]
私たちはまだ4つしか知らないから(アイディアが)出てこないのかな。」と、TCS音頭作りに頭を悩ます子どもたち。この発言から、先週はハワイのフラを取り上げました。それを受けて、週末に意味のある踊りを見つけてきた子がいました。♪ヤーレン ソーランから始まる、今や全国に知れ渡っている「ソーラン節」です。[3・4年生]
今回、このテーマ学習を進めていて個人的に興味を持ったのが、氷川神社でした。きっかけは、移転した中野に集中してあったからです。調べてみると、「氷川」は、出雲の「簸川(ひかわ)」に端を発するという説と、「大宮」という地名の元になった「氷川神社」そのものを起源とするという説と2つあることがわかりました。いずれにせよ「水」に関連する神で、特に大宮氷川は、「荒川」という名のごとく「荒れる川」を恐れつつも、田畑に水を与える生命の源を祀る神社と言われています。[5・6年生]
今週もはりきって営業に臨んでいきます。