タイトル:心に響け
探究領域:意思表現
セントラルアイディア:「感情の表出と価値観の共有のために人は踊る。」
「ソーラン節」はもともと鰊場作業唄で漁業の際に歌われていたのもが変化し今に至っているそうです。子どもたちは「ソーラン節」という言葉を聞くと、
「幼稚園で踊ったことあるよ。」
「あ、踊ったことある!」と、口々に言いだします。
ソーラン節の映像を見てみると、
「かっこいい!」と迫力のある踊りに魅了されているようで、中には、体が自然に反応して既に踊ってしまっている子もいます。
ソーラン節の踊りは、船から網で鰊(ニシン)という魚を捕まえるときの様子を表現しています。
この踊りを発見した子は、船の上で踊ることに何かを感じとったようです。動きに意味があることまでは知らなかったようで、そのセンスに驚きです。
映像を見た後は一つ一つの動きの意味を細かく見ていきました。
海を表した波の動作や網を引っ張る動作、網を引き上げる動作、捕まえた鰊を入れる動作を実際に踊りながら意味と動作をつなげていきました。
子どもたちなりの漁業というイメージから、意味を予想し話していました。
「ソーラン節は人が働いている姿を表現しているけど、そういう踊りって他にもあるよね?」と言ってみると、
「炭坑節!」と子どもたちは今まで学んだものから選び出します。
また、炭坑節は体にも染み付いているようで、踊って応えます。
「踊りには意味がある」ことを掴んだ子どもたち。
今度は、自分たちの生活と踊りをつなげることに挑戦です。
「私たちっていつもTCSで何している?」と問うと、
「学んでる。」
「授業してる。」
「朝の会してる。」
「PEしてる。」
そこで、自分たちの日々を身体であらわしてみることにしました。
「朝の会を身体で表すとしたらどうする?」の質問に、
「???」
漠然としすぎて、体が動きません。
全体からでは見えないときには、部分的に考えていきます。
「朝の会って何してる?」
「挨拶してる。」
「じゃあ挨拶なら表せるんじゃない?」と言うと
お辞儀の動作をしました。
「挨拶しているね。でも踊りっぽくないね。」と言うと
「こんなのもあるよ。」とバレエのお辞儀や王子様がするような丁寧なお辞儀を数人が揃って提案します。
「確かに踊りっぽいね。でもTCSの挨拶ってそういうのじゃないよね。」
「あ!こうしたら?ちょちょんがちょんと合わせるの。」と手を叩きながらお辞儀をする動作に合わせます。「それ、いいね!」と盛り上がります。
挨拶から始まり、朝の音読や語るべえ聞くぞーなどの一連の動作を考えていきました。
「踊りには意味がある」「意味のある踊りを創る」
このコンセプトが見え始めたところです。
セントラルアイディアは、
「感情の表出と価値観の共有のために人は踊る。」
さあ、TCS音頭は、どんな感情をどう表し、「TCSらしさと礼」という価値観をどう表現していくのでしょうか。そろそろ、プレゼンの日が迫ってきています。
MI・AN
※TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。
探究領域:意思表現
セントラルアイディア:「感情の表出と価値観の共有のために人は踊る。」
[1・2年生]
私たちはまだ4つしか知らないから(アイディアが)出てこないのかな。」と、TCS音頭作りに頭を悩ます子どもたち。この発言から、先週はハワイのフラを取り上げました。それを受けて、週末に意味のある踊りを見つけてきた子がいました。♪ヤーレン ソーランから始まる、今や全国に知れ渡っている「ソーラン節」です。「ソーラン節」はもともと鰊場作業唄で漁業の際に歌われていたのもが変化し今に至っているそうです。子どもたちは「ソーラン節」という言葉を聞くと、
「幼稚園で踊ったことあるよ。」
「あ、踊ったことある!」と、口々に言いだします。
ソーラン節の映像を見てみると、
「かっこいい!」と迫力のある踊りに魅了されているようで、中には、体が自然に反応して既に踊ってしまっている子もいます。
ソーラン節の踊りは、船から網で鰊(ニシン)という魚を捕まえるときの様子を表現しています。
この踊りを発見した子は、船の上で踊ることに何かを感じとったようです。動きに意味があることまでは知らなかったようで、そのセンスに驚きです。
映像を見た後は一つ一つの動きの意味を細かく見ていきました。
海を表した波の動作や網を引っ張る動作、網を引き上げる動作、捕まえた鰊を入れる動作を実際に踊りながら意味と動作をつなげていきました。
子どもたちなりの漁業というイメージから、意味を予想し話していました。
「ソーラン節は人が働いている姿を表現しているけど、そういう踊りって他にもあるよね?」と言ってみると、
「炭坑節!」と子どもたちは今まで学んだものから選び出します。
また、炭坑節は体にも染み付いているようで、踊って応えます。
「踊りには意味がある」ことを掴んだ子どもたち。
今度は、自分たちの生活と踊りをつなげることに挑戦です。
「私たちっていつもTCSで何している?」と問うと、
「学んでる。」
「授業してる。」
「朝の会してる。」
「PEしてる。」
そこで、自分たちの日々を身体であらわしてみることにしました。
「朝の会を身体で表すとしたらどうする?」の質問に、
「???」
漠然としすぎて、体が動きません。
全体からでは見えないときには、部分的に考えていきます。
「朝の会って何してる?」
「挨拶してる。」
「じゃあ挨拶なら表せるんじゃない?」と言うと
お辞儀の動作をしました。
「挨拶しているね。でも踊りっぽくないね。」と言うと
「こんなのもあるよ。」とバレエのお辞儀や王子様がするような丁寧なお辞儀を数人が揃って提案します。
「確かに踊りっぽいね。でもTCSの挨拶ってそういうのじゃないよね。」
「あ!こうしたら?ちょちょんがちょんと合わせるの。」と手を叩きながらお辞儀をする動作に合わせます。「それ、いいね!」と盛り上がります。
挨拶から始まり、朝の音読や語るべえ聞くぞーなどの一連の動作を考えていきました。
「踊りには意味がある」「意味のある踊りを創る」
このコンセプトが見え始めたところです。
セントラルアイディアは、
「感情の表出と価値観の共有のために人は踊る。」
さあ、TCS音頭は、どんな感情をどう表し、「TCSらしさと礼」という価値観をどう表現していくのでしょうか。そろそろ、プレゼンの日が迫ってきています。
MI・AN
※TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。