タイトル:心に響け
探究領域:意思表現
セントラルアイディア:「感情の表出と価値観の共有のために人は踊る。」
TCS音頭で、「TCSらしさと礼」をどう表現するかという「意味」に立ち戻って、考えていきました。
TCSらしさ。
それは「自由」だという言葉が出てきました。
一見、よさそうに聞こえても、ボヤっとしていて、みんなと共有ができていないようなので、
その言葉と生活の何が結びついているのか、具体的に確認してみることにしました。
「本当に自由なの?」そういって、反応を見ると、
「自由なのはフリーだけだよ。」とか「3つの約束あるよ。」などの意見が出てきます。 全てが自由ではないことが浮彫になってきます。
思ったことを素直に出せる子どもたちが「TCSらしさってなんだろう?」と悩み、黙ります。
固まっているときは、思考が一方向にしか向いていないことが考えられます。
そこで、視点を変えるため、「TCSらしさ」という言葉を「TCSの魅力、素晴らしいところ」に置き換えてみました。すると、いろいろ出てきて、みんなの頭が回り始めました。
「たのしい、おもしろい」
「イベントがある」
「PE楽しいこといっぱい」
「ひとつのことをみんなが学んでいく」
「いろいろなことを学んでいく」
そこから見えてくるのは、
「遊ぶ」
「学ぶ」
じゃあ学ぶって何?という話題になり、
「学ぶことは、考えたり、もやもやしたり、発見したり、あたまぐるぐるすること」など、表情も明るくなります。
そういった会話の中から、
「TCSで大切にしている変わるも入れたらどう?」
「入学式でもおっちゃんが言っていたよ。」と、「遊ぶ」「学ぶ」に加えて、
「変わる」という新たな意見が出てきました。人の話を聞き、解釈することで新たな発想を生み出していく、まさに、communicateしている様子が見えてきます。
出てきたキーワードに「礼」を加えて踊りを作ることにしました。
まずは「学ぶ」をどうしたら踊りで表現できるか。
ここでもみんな固まってしまいました。始めから、いいものを作ろうと思っているからでしょうか。
ちょっと私の考えも言ってみました。
「みんなの言っていた考えることやもやもやすることって頭を使っているよね。頭とか使えないかな?」
子どもたちは、頭の周りを手を使ってぐるぐる円を描きだしました。
そこに「これ使えないかな?」と、
頭を傾げて目と耳の間あたりに人差し指をつけるポーズをとる子が出てきました。
先週、朝の会の様子を考えているときに出てきたアイディアです。
指を使うというアイディアから、
「学びのアンテナだ!」
「頭ぐるぐる ピコン!」という動きが1年生からでてきます。
1年生だけで学んだ前々回のテーマ「蚕糸の森見っけ隊」で出てきたアイディアがつながります。
他の「遊ぶ」「変わる」「礼」についてもプロトタイプはできました。あくまでプロトタイプです。
踊りを創る上でで大切にしたいのは「できた!おしまい。」というようにはしたくないということです。前回の2年生のテーマ「目からうろこ」で2年生は「プロトタイプ」という言葉を学び、実際に作っては改良を重ね「変カ」を作り出しました。また、新たに学んだ「プロトタイプ」という言葉の意味を1年生に説明する場面も見られたほどです。今回の学びも同様だということを伝えたくて、「作っておしまい」ではなく、さらに良くなるようにしていくということを子どもたちに話しました。
今週、私は踊りを創るということは面白いと感じました。言葉を踊りで表現にすることは容易いことではありません。だからこそ、みんなで話し合うことで、その表現したいことの意味が深まり踊りをつくることができるようになるとやっている中で感じました。
踊りには意味がある。そこに尽きるのだと思います。
TCS音頭のプロトタイプができあがりました。
来週はこのテーマ最終週です。見ている人の心に響くようにTCS音頭を磨いていこう!
MI・AN
※TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。
探究領域:意思表現
セントラルアイディア:「感情の表出と価値観の共有のために人は踊る。」
[1・2年生]
ラスト2週間ということで、子どもたちも良いものを作ろうと気合が入っています。TCS音頭で、「TCSらしさと礼」をどう表現するかという「意味」に立ち戻って、考えていきました。
TCSらしさ。
それは「自由」だという言葉が出てきました。
一見、よさそうに聞こえても、ボヤっとしていて、みんなと共有ができていないようなので、
その言葉と生活の何が結びついているのか、具体的に確認してみることにしました。
「本当に自由なの?」そういって、反応を見ると、
「自由なのはフリーだけだよ。」とか「3つの約束あるよ。」などの意見が出てきます。 全てが自由ではないことが浮彫になってきます。
思ったことを素直に出せる子どもたちが「TCSらしさってなんだろう?」と悩み、黙ります。
固まっているときは、思考が一方向にしか向いていないことが考えられます。
そこで、視点を変えるため、「TCSらしさ」という言葉を「TCSの魅力、素晴らしいところ」に置き換えてみました。すると、いろいろ出てきて、みんなの頭が回り始めました。
「たのしい、おもしろい」
「イベントがある」
「PE楽しいこといっぱい」
「ひとつのことをみんなが学んでいく」
「いろいろなことを学んでいく」
そこから見えてくるのは、
「遊ぶ」
「学ぶ」
じゃあ学ぶって何?という話題になり、
「学ぶことは、考えたり、もやもやしたり、発見したり、あたまぐるぐるすること」など、表情も明るくなります。
そういった会話の中から、
「TCSで大切にしている変わるも入れたらどう?」
「入学式でもおっちゃんが言っていたよ。」と、「遊ぶ」「学ぶ」に加えて、
「変わる」という新たな意見が出てきました。人の話を聞き、解釈することで新たな発想を生み出していく、まさに、communicateしている様子が見えてきます。
出てきたキーワードに「礼」を加えて踊りを作ることにしました。
まずは「学ぶ」をどうしたら踊りで表現できるか。
ここでもみんな固まってしまいました。始めから、いいものを作ろうと思っているからでしょうか。
ちょっと私の考えも言ってみました。
「みんなの言っていた考えることやもやもやすることって頭を使っているよね。頭とか使えないかな?」
子どもたちは、頭の周りを手を使ってぐるぐる円を描きだしました。
そこに「これ使えないかな?」と、
頭を傾げて目と耳の間あたりに人差し指をつけるポーズをとる子が出てきました。
先週、朝の会の様子を考えているときに出てきたアイディアです。
指を使うというアイディアから、
「学びのアンテナだ!」
「頭ぐるぐる ピコン!」という動きが1年生からでてきます。
1年生だけで学んだ前々回のテーマ「蚕糸の森見っけ隊」で出てきたアイディアがつながります。
他の「遊ぶ」「変わる」「礼」についてもプロトタイプはできました。あくまでプロトタイプです。
踊りを創る上でで大切にしたいのは「できた!おしまい。」というようにはしたくないということです。前回の2年生のテーマ「目からうろこ」で2年生は「プロトタイプ」という言葉を学び、実際に作っては改良を重ね「変カ」を作り出しました。また、新たに学んだ「プロトタイプ」という言葉の意味を1年生に説明する場面も見られたほどです。今回の学びも同様だということを伝えたくて、「作っておしまい」ではなく、さらに良くなるようにしていくということを子どもたちに話しました。
今週、私は踊りを創るということは面白いと感じました。言葉を踊りで表現にすることは容易いことではありません。だからこそ、みんなで話し合うことで、その表現したいことの意味が深まり踊りをつくることができるようになるとやっている中で感じました。
踊りには意味がある。そこに尽きるのだと思います。
TCS音頭のプロトタイプができあがりました。
来週はこのテーマ最終週です。見ている人の心に響くようにTCS音頭を磨いていこう!
MI・AN
※TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。