[1年生]
テーマの時間、自分たちは、何をするために「蚕糸の森」に行くのだろう。昼休みや放課後、遊び場として使っている「蚕糸の森公園」。
足を運ぶとついつい遊びたくなってしまいます。
遊びの中から生まれる発見もあり、テーマの時間でなくても、
「見つけたよ」と報告してくれることもしばしば。
でも、テーマの時間は、仕事の時間。
自分たちのやるべきことはなんだろう?
出かける前に、聞いてみると、
「うーん」と悩んでいる様子の1年生たち。
今、頭の中に「?」「モヤモヤ」が浮かんでいれば大丈夫!
アンテナがちゃんと動いているからね。
そう伝えると、次々に「!」とアンテナが揺れ動き、
「不思議だなって思うものを見つける。」
「面白いものを見つける。」
「びっくりするもの、びっくりさせたいものを見つける。」
「誰もみたことのないものを見つける。」と話し始めます。
では、いざ、出発です。
「!(発見)」や「「?(疑問)」を見つけ出すことは、簡単ではありません。
「何かないかな?」水の流れを見つめていると、
「手型ができるよ」「面白ーい」
「面白いもの」発見です。
「あっ、水がこっちに流れちゃってる。」
「いつもは違うよ。」「雨が降ったからかな?」
「こんなところにいたんだ。ダンゴムシ。」
「ここから、何か発見できないかなぁ。」
アンテナは反応せず、移動することに。
「この砂場、誰も使ってないよ。」
「何かないかな。」
「あ、発見!!」
「ちょうちょ!」
「今日は水がないよ。」
「大きな丸は、みんなで手をつなぐと、どのくらいかな?」
6人だけではまだまだ足りません。
移動しながら測ってみました。
だいたい30人分くらいでした。
発見したものを振り返って記録していくと、その数は52個になっていました。
中には「?」で終わりにせず、実際に大きさを調べてみたり、
実験や比較をしてみたりと、ちょっと踏み込んだ調査にまで進んでいるものもあります。
アンテナが反応し、発見の中身が〝変″化しています。
また、公園内を散歩している人から、のらねこの話を聞き、
ねこの名前や、なかなか姿を見せない子ねこがいるとの情報を得ることもできました。
目だけでなく、耳や口も発見には大いに役立っています。
来週は、どんな発見があるのでしょうか。楽しみです。
AN
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