[1年生]
先週見つけたものを画像を見ながら確認していきました。たくさんの手型をつけながら発見したものは、
「ひびが入っているのに、割れない石。」でした。
「これは、石丸や葉っぱ丸君に似てるから水丸って名前がいいかな?」
「水君がいいよ。」
見つけたものの特徴から、名前をつけたり、
違いや共通点を見つけていきます。
「水の始まりポイントにも似てる。」
「みんな同じなかまかな?」
みんなで見ておきたいものがいくつか出てきて、
確認作業が終わったあとで、もう一度、蚕糸の森に出かけてみると、
新しい発見がどんどん出てきます。
「あっ、大きな水たまり!」
「ポールFP−1じゃなくて5ってかいてある。」「てっぺんがとげとげだから?」
振り返りで出てきた発見は70個ありました。
それでも、まだまだ出てくることから、
「蚕糸の森は広いからなぁ」と思わずつぶやきが漏れます。
今までの任務は多くの!?を見つけることでした。
その任務は、明日までと告げると、
よーし見つけるぞ!とやる気十分な子どもたち。
一方で、「これで見っけ隊、引退?」との質問も。
まだまだ引退は早すぎます。
後半の3週間は、たくさん見つけた発見の中から
特に気になるものをひとつ選び、
それについてとことん「!」「?」を追究していくことが次なる任務になります。
自分たちがこの先、どのように学習を進めていくのか
納得したところで、
いくつまで記録を伸ばせるか、
今日も探し続けます。
ここにもパイナップル。蟻もいる。
ちくちく木だね。ちくちく葉っぱの仲間かな?
6人で見つけた発見は、
全部で76個になりました。
見っけ隊先輩の2年生も「すごい」と賞賛の声。
また、先輩たちからは、「これは見つけてないの?」と
自分たちが見つけ出した発見が出てないことを知って不思議がることも。
内容が同じテーマ学習でも、毎年違った発見が生まれます。
それは、みんなが違ったアンテナを張り巡らしているからでしょう。
そして、どの子も、発見は限りなくあることを体験していくことになります。
「サンシってどうして蚕糸っていうの?」
1年生が、3年生に尋ねたとき、
驚きながらも、そのあとは、喜んで説明してくれることでしょう。
さぁ、来週は、一人ひとり違うものを選びます。
一つのものからいくつの発見が生まれるでしょうか。
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