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産みの苦しみを味わう

[3・4年生]

いよいよ5週目を迎えたテーマ学習。

今までボランティアをしながら平行して考え続けてきた”情け”あふれる行動が巡り巡って創り上げる”情け”あふれる未来についていよいよ大きな絵画として製作していきます。
しかし、なかなかGoサインを出せる全員納得の構図がまとまりません。
何度もそれぞれにイメージした絵を持ち寄ってプレゼンし合うものの、インパクトに欠けているのは誰もが感じている所。
ですが、それをいかにして第三者に作品として見せる時にインパクトを与えられるのかアイディアがなかなか浮かび上がりません。

最初は子どもたち自身が、
「まだおれたちの絵は情けあふれる理想の未来を描いたって感じなんだよね。色々な情けが巡り巡った結果こういう未来になった、みたいな変化してきている感じが出てないんだよな。」
と言っていましたが、回を重ねる毎に工夫を重ね、少しずつ人々の意識と行動によって良い社会が生み出されていく様子を盛り込めるようになってきました。
とは言うもののまだ納得がいくものになっていないのはみんな感じています。

ひさしぶりの停滞していくムード。重い沈黙。考、考、考。。。

発表会までの時間を考えると今まで考えてきた”絵”で本番の製作に入って行った方が楽なのは明確ですが、この産みの苦しみを経てチャレンジしていくことこそ私たちが向かう方向のはず。

写実的に描くだけが表現じゃない。抽象的に描く方法もある。しかしどうしたらいいのだろう。。。
みんな頭をグルグルさせて悩んでいます。
アートの担当者からも様々なアドバイスをもらい、”大胆”で”まじめにまとまらない””インパクト”のある作品を創ることにチャレンジしていくことを決めたライオンクラス。

週末のホームワークとしてそれぞれ頭をひねり最後のアイディア出しに励みます。
そしていよいよ来週月曜日からは本番の製作に取り掛かります。
さあどうなる!?ライオンクラス!

YI

TCS2013年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。



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