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ボランティア最終日

[3・4年生]

新年初日のテーマ学習は、”和田ふれあいの家”でのボランティアワークから始まりました。

いい休みを過ごし、充電バッチリのライオンクラス。「がんばるぞ〜!」と意気込んでいざ出発。

その日は、デイサービス和田ふれあいの家の昼休みからお邪魔し施設利用者のお年寄りたちと雑談するところから始まりました。

7、8人の方が座っているテーブル席に一人ずつ入り、おしゃべりのお相手をさせて頂きます。子どもたちが席に着くと早速「どこの学校に通っているの?何年生?」と会話が始まり、各テーブルで楽しそうな輪が広がっていきました。

「ぼくは近所に住んでて家はお寺なんです。」
「あら!私の主人も住職なのよ。そう、お家がお寺なのねー!」

PIC_0392.JPG「ぼくたちの学校は生徒が19人でテーマ学習って授業が特徴なんです。テーマについて探究して学びの最後に発表会があるんですよ。」
「あら、そのケガどうしたの?痛そうねぇ。」
「そうなんです。最近アスレチックしてたら落ちちゃってケガしたんです。」

何気ない雑談ですが、積極的に自分や学校のことを話して受け身ではないところがさすがTCSキッズ。

30分の雑談の後、皆さんの前で自己紹介を行ない、今回もゲームのお手伝いをしました。お正月にちなんで”じゃんけんおせちゲーム”各チームに一人ずつ入っている子どもたちが順番にお年寄りたちとじゃんけんをして勝ったチームがおせちの具材を選び、おせち料理一式揃えていくというゲームです。

「あけましておめでとうございます。ぼくの好きなおせちは肉のたたきです。3人前食べました!今日も一日よろしくお願いします。」
と元気いい挨拶で盛り上がり、ゲームスタート。

PIC_0419.JPGPIC_0427.JPG
ゲームに夢中になりながらも自分のいるグループを盛り上げ、皆さんと楽しみながらアクティビティを行なうことが出来ました。

帰りがけにはなぜか無茶ぶりで”将来の夢”を語ることになったのですが、無茶ぶりと言えばTCSの十八番。

誰一人固まることなく、むしろ待ってましたと言わんばかりに
「皆さん、今日はゲームに参加させて頂いてどうもありがとうございました。ぼくは将来ゲームのプログラマーになりたいです。またこれからもよろしくお願いします!」
「今日はどうもありがとうございました。ぼくの夢は発明家になることです。」
「ありがとうございました。将来の夢はプロ野球選手!これからもよろしくお願いします。」

子どもたちの挨拶に対して利用者の皆さんもとても喜んで下さり、拍手喝采をたくさん頂きました。

「すごいわねー、みんなしっかりと自分のことを話せて!こんなにしっかりした子どもたちなかなかいないですよ、先生。また絶対みんな来て下さいね。」「今度は私たちが学校においしいものを持って伺おうかしら。」
「うん!近くだから本当に来て下さいね!」と子どもたち。

PIC_0433.JPG気持ちが通じ合ってとても素敵な時間を過ごすことができ、いろいろな気づきを頂くことが出来ました。

さあ、いよいよ来週は”情け”がめぐりめぐる未来のビジョンを絵に落とし込んでいきます。
冬休みで各自が仕上げてきた絵を元にそれぞれが思い描く情けあふれる未来について1分間スピーチ(語るベえ)をしてもらい、たくさんの要素が出てきました。

大切なのはこのテーマのセントラルアイディアである”情けは人のためならず”ということわざが示すようにめぐりめぐる連鎖感が絵に表れていること。

さあ、来週もがんばるぞ〜!


YI

TCS2013年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。



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