[1・2年生]
「これからやるテーマって、“ありがとうにありがとう”でしょ。」実は、予定していた“ありがとうにありがとう”ではなくなったのです。
「なんで?」
いつもありがとうって感謝したい人を探究していくテーマに変わりはないのだけれど、
「ありがとう」と直接に会っていうことが難しい、かげに隠れている人たちを
見つけ出していくテーマにしたかったから、ちょっと変わったというわけ。
「ふーん。」
子どもたちには「おかげさま」という言葉は聞き慣れないようで、
頭の上には、?やモヤモヤが漂っている様子です。
「普段、当たり前のように食べているお米。
このお米は、どのくらいの人たちのおかげで食べられるのか。
お米の中のおかげさまを探していく。」これが今回のミッションです。
お米を買ってくれる、おうちの人。
届けてくれるお店の人。
売ってくれるスーパーの人。
お米を作ってくれる人。Tさん!
お米を発見した昔の人。
今年サマーキャンプでお世話になったTさんの田んぼで、子どもたちは
雑草抜きの手伝いをしてきました。
「今、あの田んぼどうなっているかな。」「お米はもうできてる?」
「お米ってどうやってできるの?」
「もう雑草生えてないかな?」
子どもたちの関心が、お米を作っている人に集中していきました。
「Tさんに電話で質問したい!」
そこで、お米の作り方を下調べしつつ、質問することを考えることに。
本には、米作りは八十八の手間がかかると書いてあります。
八十八ってどんなことだろう。
お米の本には何が書いてあるのだろう。
手分けして、わかったことをメモしていきました。
来週は、それぞれにわかったことをシェアしていくことになります。
まずは、自分たちの知っている人が、自分たちの知らないうちに
どうやってお米を作っているのかを探っていきます。
AN
※TCS2013年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。