[1・2年生]
「ミニミニ滝で滝ビールを発見したよ!」「このビール、滝ビールと一緒かな?」
「そしたら、生ゴミうずまきも同じかも!」
今週は、とっておきの「!」(発見)から生じた「?」(疑問)の中から、
ひとつ「?」を選んで、掘り下げていきました。
「?」に対して、予測を立ててみることで、調べ方の幅が広がっていきます。
滝ビールとミニミニ滝にできた泡、そして生ゴミうずまきの元を採取してみると、
そのformからして、どうやら同じもののようです。
「ミニミニ滝の滝ビールの泡を追いかけたら、生ゴミうずまきになったよ!」
予測を立て、さらに観察して調べることで、新たな発見へと繋がります。




「どうやって、できるの?」
「お風呂で泡を作ったときは、石けんを入れたから、水の中に何か入っているのかな。」
そこで、公園事務所に行って聞いてみました。
先週、6年生がフリーの時間に、この事務所に行って公園パンフレットをもらい、
1・2年生に見せてくれたことがありました。
同じように、1年生が公園で働いている人に 質問をしてみることに。
「あの滝には、消毒の薬が入っているんだって。」
「だから、なめたらダメなんだよ。」とみんなに伝えていました。
でも、まだどうやってビール(泡)ができるのかは、わかりません。


「前は、あったのに。」
予測を記録したワークシートには、こう記されていました。
「おじいさんがクリームパンを食べて、そのクリームを木につけた。」
クリームパンおじさんを見つけて話を聞こうと、木の前で待ってみましたが、
クリームをつけるおじいさんは見当たりません。
さて、どうしよう。
調べる方法を記入する欄には、「同じようなクリームをつくってみたい。」と
書いてあります。
そこで、クリームに合わせて、滝ビールも作ってみることになりました。
クリーム班と滝ビール班に分かれて、作業をしました。
「材料は何かな?」
水?砂?花びら?葉っぱ? いろいろと試してみます。


ワークシートに調べる方法を記入したとき、8人中7人が「ipadで調べる」と書いていました。
もう一度よく見る、実験をしてみる、知っていそうな人に聞いてみる、
園内の看板を読んでみるなど、調べ方には様々な方法があることを学んだ一週間でした。
少々fantasyな世界に入りつつありますが、実験の結果はいかに!?
来週に続きます。
(先週、紹介した「!」の名前が一部、間違っていました。
今週は訂正した名前で記載しています。ご了承ください。)
AN
※TCS2013年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。