タイトル:限りある資源、限りなき欲求
探究領域:共存共生
セントラルアイディア:「地球資源の持続可能性は人間の選択に委ねられている。」
けれども、化石燃料を資源にしているままでは、いつか尽きてしまう。
では、限りない資源はないものか。繰り返し使える資源は?
太陽、風、水、マグマの熱などのエネルギーが使えたら、枯渇問題や汚染問題は解決するのでは?
どんなふうにエネルギーを活用して電気に変換したらいいかを2つのグループに分かれて、アイデア出しをしていきました。
「なわとびを回すほどに電気を作る、人力エネルギー。」
「運動になるし、楽しめる。」
「CO2は少なくなりそうだけど、疲れたら続かない。」
「かっこいい人と見て「キャー」と叫ぶ音エネルギーで電気を作る。モテエネルギー!」
「無駄にならずにエネルギーになる。」
「いつかフラれるから、続かないと思う。」
「体にソーラーパネルをつけて電気を作る。」
「面白そう。」
「感電しないかなぁ。」
「車を使わないで馬に乗る。ボロはバイオマス発電にする。」
「CO2も出ないし、馬とも仲良くなれる。馬が疲れちゃうけど。」
「台風の力で風力発電できるといいのに。」
「海に設置すれば、電磁波の問題もなくなるし。」
「だけど、お金がかかるみたい。」
それぞれのアイデアにおいて、メリットとデメリットの両面を考えた上で、何が実現しそうか絞っていきます。中でも、運動エネルギーを電気に変換できたらいいのにという考えが2グループともに出てきています。動いていることが発電につながれば一石二鳥です。
図鑑を見ると、実際に振動発電の実験が東京駅で行われていることが書いてあります。
「でも、実験で得られた電気はわずかだったって。」
サッカーのスタジアムでお客さんがとびはねる振動で発電するシステムも載っています。
「これって、モテエネルギーとちょっと似てるかも。」
「海にこんな風力発電機を設置できるんだ。凧みたい。面白い。」
自然エネルギーの実験は様々な形で行われていることを図鑑から知ることができます。
来週は、こちらの本を監修されている飯田哲也さんが所長をされている「環境エネルギー政策研究所」に行く予定です。偶然にも、知り合いを通じて研究員の方を紹介していただき、自然エネルギーの達人とお話ができる機会を得ることができました。しかも、スクールと同じ中野区で、徒歩圏内とは何かご縁がありそうな感じもします。専門家ならではの意見を聞き出すためにも、自分たちの考えを根拠に基づいて整理していきたいところです。
馬力発電も実際に行われていました。非電化工房の藤村さんがモンゴルの遊牧民の人たちにテレビと照明を馬力発電によって得られる仕組みを取り入れています。藤村さんの非電化工房にはTCSキッズの先輩たちも行ったことのある場所です。藤村さんの取り組みが見られる動画の中で、馬力発電が出てきました。非電化を楽しみ、幸せ度を上げていく。スピードや便利さを求めては節電も辛いものになってしまう。そのようなメッセージを聞き、電気に頼る考え方をどう変えていくか、変えようとしていくかがテーマ後半の鍵となってきそうです。
読書の時間。
電気を消して、日光のあたる窓際で読んでいる子たちがいました。
「この光で十分読める。」
「電気使わないでいられるよ。」と嬉しそうです。
1フロアだけでも消しておくことで、CO2の削減になることは計算上わかっています。
まずは、今までのように平気で電気を使わないでみる。できることを探し実行し始めています。
AN
※TCS2015年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。
探究領域:共存共生
セントラルアイディア:「地球資源の持続可能性は人間の選択に委ねられている。」
[3・4年生]
電気は便利。毎日の生活をしている中では欠かせないものであります。けれども、化石燃料を資源にしているままでは、いつか尽きてしまう。
では、限りない資源はないものか。繰り返し使える資源は?
太陽、風、水、マグマの熱などのエネルギーが使えたら、枯渇問題や汚染問題は解決するのでは?
どんなふうにエネルギーを活用して電気に変換したらいいかを2つのグループに分かれて、アイデア出しをしていきました。
「なわとびを回すほどに電気を作る、人力エネルギー。」
「運動になるし、楽しめる。」
「CO2は少なくなりそうだけど、疲れたら続かない。」
「かっこいい人と見て「キャー」と叫ぶ音エネルギーで電気を作る。モテエネルギー!」
「無駄にならずにエネルギーになる。」
「いつかフラれるから、続かないと思う。」
「体にソーラーパネルをつけて電気を作る。」
「面白そう。」
「感電しないかなぁ。」
「車を使わないで馬に乗る。ボロはバイオマス発電にする。」
「CO2も出ないし、馬とも仲良くなれる。馬が疲れちゃうけど。」
「台風の力で風力発電できるといいのに。」
「海に設置すれば、電磁波の問題もなくなるし。」
「だけど、お金がかかるみたい。」
それぞれのアイデアにおいて、メリットとデメリットの両面を考えた上で、何が実現しそうか絞っていきます。中でも、運動エネルギーを電気に変換できたらいいのにという考えが2グループともに出てきています。動いていることが発電につながれば一石二鳥です。
図鑑を見ると、実際に振動発電の実験が東京駅で行われていることが書いてあります。
「でも、実験で得られた電気はわずかだったって。」
サッカーのスタジアムでお客さんがとびはねる振動で発電するシステムも載っています。
「これって、モテエネルギーとちょっと似てるかも。」
「海にこんな風力発電機を設置できるんだ。凧みたい。面白い。」
自然エネルギーの実験は様々な形で行われていることを図鑑から知ることができます。
来週は、こちらの本を監修されている飯田哲也さんが所長をされている「環境エネルギー政策研究所」に行く予定です。偶然にも、知り合いを通じて研究員の方を紹介していただき、自然エネルギーの達人とお話ができる機会を得ることができました。しかも、スクールと同じ中野区で、徒歩圏内とは何かご縁がありそうな感じもします。専門家ならではの意見を聞き出すためにも、自分たちの考えを根拠に基づいて整理していきたいところです。
馬力発電も実際に行われていました。非電化工房の藤村さんがモンゴルの遊牧民の人たちにテレビと照明を馬力発電によって得られる仕組みを取り入れています。藤村さんの非電化工房にはTCSキッズの先輩たちも行ったことのある場所です。藤村さんの取り組みが見られる動画の中で、馬力発電が出てきました。非電化を楽しみ、幸せ度を上げていく。スピードや便利さを求めては節電も辛いものになってしまう。そのようなメッセージを聞き、電気に頼る考え方をどう変えていくか、変えようとしていくかがテーマ後半の鍵となってきそうです。
読書の時間。
電気を消して、日光のあたる窓際で読んでいる子たちがいました。
「この光で十分読める。」
「電気使わないでいられるよ。」と嬉しそうです。
1フロアだけでも消しておくことで、CO2の削減になることは計算上わかっています。
まずは、今までのように平気で電気を使わないでみる。できることを探し実行し始めています。
AN
※TCS2015年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。