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継続からうまれる考え方の変化

タイトル:ゴミ・アミーゴ♪
探究領域:社会寄与
セントラルアイディア:『情けは人のためならず』

[2年生]

テーマ学習「ゴミ・アミーゴ♪」の折り返し地点。
されど、今週も徹底的にゴミを拾っていきます。
今週は特に、「スクールから中野駅までの間」を重点的に拾っていきます。
先週の終わりにも拾った中野ZEROの前、火曜日に見てみると、ゴミは落ちていませんでした。

「案外一回拾ったらもう綺麗になっちゃうんだな」

そんな声が上がる中、さらに中野に近づいて拾ってゆきます。
案外ゴミは落ちているのですが、量はそれほどたくさんは落ちていません。

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細かいところを注意深く見ると、ゴミは落ちていますが人の歩くところには落ちていないようです。
ドブにかかっている網を持ち上げて、その下に落ちているタバコのゴミを拾ったり、
自販機の裏にあるごみを、一生懸命に体を突っ込んで拾ったり、
ゴミは「ある」と思えば見つかります。
拾えど拾えどたくさん落っこちていて、きりがありません。

でも、一度拾ったところは翌日見ても、あまりごみは落ちていませんでした。

それぞれの振り返りでは、他人への価値、自分への価値が固定しだしてきました。
・帰り道が綺麗になって、帰りは気持ちよく変えることができた
・道が綺麗になって、他の人は無意識に捨てている、ってことに気づいてくれたんじゃないか。

と、子どもたちの中に達成感が生まれ始めました!
達成感を感じつつも、「どんな価値を他人へ提供できるか」「どんな価値を自分で得ることができるか」について考えるとともに、自らの行動のGoodとBetterを考えていく中で、
・「今まで毎日頑張ってたんだけど、そしたら疲れちゃった」
・「今まではあんまりがんばれてなかったけど、今回は頑張っていろんなところ拾えた!」

と、今まで気合を入れて利他行動をしていた子は、停滞を感じ、
ずっと停滞を感じていた子はその停滞から抜け出した、かのように感じ、

いつもとは違った振り返りが出てきました。
それぞれが自分の考え方の変化に気付き始めています。

ただただ、ゴミを拾い、人のために行動する。
そんなシンプルなことであっても、繰り返してゆく中で自分の中に起こる変化にアンテナを張り巡らせてゆくことで、考え方は変わってゆきます。
徹底的に自分との対話を繰り返してきた子どもたちの「行動」と「考え」は更にどのように変化し、発展してゆくのでしょうか。

TY

TCS2015年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。



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