東京コミュニティスクール-探究型学習が教育の特長-全日制オルタナティブスクール(小学1年生から6年生)

ホームTCSの概要TCSの教育入学案内TCSコミュニティNPO法人東京コミュニティスクール

HOME04.TCS Diary > 初めてのプレゼン

初めてのプレゼン

タイトル:紅葉山見っけ隊
探究領域:時空因縁
セントラルアイディア: 身のまわりには、限りない「!(発見)」と「?(疑問)」がある。     

[1年生]

今週は金曜日にあるプレゼンテーションに向けて発表内容をまとめ、練習を重ねていきます。
今まで発見してきたことや疑問に思ったり予想をしてみたことなどを一つのスピーチとしてつないでいきます。

プレゼンの形式は子どもたちが紅葉山公園で発見したおすすめについて自分たちが撮った写真一枚をスライドで見せながら語る「show&tell」。
1年生にとってはTCSでの初めてのプレゼンテーションとなりますが緊張している様子はあまりなく、どの子もワクワクしているようです。
彼らにとって今回はまず大きな声で堂々と自分の”発見”をいきいきと語るというのが目標です。

いざ写真をスクリーンに映し出し、紅葉山公園の発見マップで場所を伝えながらスピーチの練習をしてみるとなかなかうまくいきません。

「このらぶらちゃんはすごいんですよ!ダイヤが50こもあったんです!それにてんとう虫やダンゴムシがたくさんくっついてラブラブしてるんですよ。」と元気いっぱいに語ることはできましたが、スピーチを聞いただけでは”らぶらちゃんって一体なんだろう?”、 ”ダイヤモンドが50個あったってどういうこと?”とせっかくの発見がイマイチ伝わってきません。

「いいね!大きな声でいい笑顔で話せていてすばらしい!ただ紅葉山公園に行ったことがない人におすすめすると考えるとどんなことを知りたいと思う?みんなはどう思う?」と聞いてみると、
「なんでらぶらちゃんて名前をつけたか分からなかった。」

「らぶらちゃんて言葉はいっぱいあったけど、らぶらちゃんが丸い石の像っていうこと言ってなかったね。」といいフィードバックが返ってきました。
それを聞いて”あっ!そっか!”となにか気付いた様子のRくん。

フィールドワークで観察するときも使ったキーコンセプトをプレゼンでも意識できればより相手に自分のおすすめがいきいきと伝わっていくはずです。
そしてまたスピーチの伝え方をつなぎなおして何度も練習をしていきました。
みんなで練習をすると自分が話し終わって、他の子がプレゼンする時にフラフラしてしまったり、何かによりかかってしまったり、隣の子とふざけてしまったりと七転び八起き状態での練習でしたがそれもいい経験。
大事なのは現状から諦めずに明るくやり続けることです。
その点では本当によくぞ最後まで楽しく学び続けてプレゼンの当日を迎えることができました。
さあ、あとは思いきりいきいきと語るのみです。

YI

TCS2015年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。



NPO Tokyo Community School 
特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール 


〒164-0001 東京都中野区中野1-62-10 
TEL: 03-5989-1869  FAX: 03-5989-1649 
e-mail: school@tokyocs.org