タイトル:心に響け
探究領域:意思表現
セントラルアイディア:「感情の表出と価値観の共有のために人は踊る。」
実際に踊りながら「もっとこうしたらいい」と改良を重ね、踊りの動きや伝えたいことが明確になっていきました。
中でも「遊ぶ」という意味を踊りにもたせることが大きな悩みとなりました。なぜなら、子どもたちの頭の中では、ボール投げ、鬼ごっこ、折り紙、お絵かきなど、具体的な遊びがあがり、どれを選択しようかという迷いに走ってしまったからです。それらをまとめて表現することも当然難しくなってしまいます。
「遊びをするときってみんなどんな気持ち?」と聞いてみると、
「楽しい」
「面白い」
「みんなと遊ぶと楽しい」などなど。
遊び方はそれぞれでも、なぜ遊ぶのか、遊ぶとどんな気持ちになるのかは、みな共通しています。この「楽しい」をヒントに「ジャンプする!」と新しい意見が出ました。
「くるくる回るのも楽しい」と一人が言うと、回ることが楽しいことだと知っている子どもたちは、すぐに実行して楽しみ始めました。
また、旧校舎で撮った1枚の写真を子どもたちに見せました。TCSキッズ全員が屋上で同時にジャンプしている写真です。どの子も生き生きとした姿で写っています。
「ジャンプしているの楽しそうだね。」と、子どもたちも納得。
こうして、「ジャンプ」と「回る」を取り入れた、遊びを表現した踊りができあがりました。
あとは、踊りの練習です。
iPadで撮影して、自分の姿を客観的にみたり、二手に分かれてお互いの姿を見せ合ったりすると、自分たちの踊りが全く揃っていないことに気がつきます。
「まだわかりにくいな。」
「初めての人は覚えにくいな。」
子どもたちの中で、盆踊りは幅広い層の方が踊ることがができるからこそ、踊りの意味を共有できるというのがポイントとなっていました。よって、プレゼンテーションデイやフェスタではたくさんの方に踊ってもらいたいという視点から初めての人でも踊れるように、一つひとつの振りを大きく見せたり、手拍子のタイミングを揃えたりするなど、動きをていねいに確認していました。
言葉で説明すると、できあがったTCS音頭は次の通りです。
「ちょちょんがちょん」(手拍子。先祖への感謝の祈り)
「食べて 育つ」 (口に手をあてる)
「遊んで 育つ」 (ジャンプして回る)
「学んで 育つ」 (頭のアンテナを指で示す)
「みんな ありがとう」(両手を広げてから、おじぎ)
「ちょちょんがちょん」(手拍子。先祖への感謝の祈り)
練習を重ねるごとに、お互いがアドバイスしあいながら、息を合わせていきました。
このTCS音頭をどのように披露するのか、プレゼンテーションが楽しみです。
MI・AN
※TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。
探究領域:意思表現
セントラルアイディア:「感情の表出と価値観の共有のために人は踊る。」
[1・2年生]
テーマ6週目。目の前に迫ったプレゼンテーションに向けて最終仕上げに入りたいところです。でも、自分たちの創るTCS音頭はまだまだ全員の納得いくものとはなっていません。実際に踊りながら「もっとこうしたらいい」と改良を重ね、踊りの動きや伝えたいことが明確になっていきました。
中でも「遊ぶ」という意味を踊りにもたせることが大きな悩みとなりました。なぜなら、子どもたちの頭の中では、ボール投げ、鬼ごっこ、折り紙、お絵かきなど、具体的な遊びがあがり、どれを選択しようかという迷いに走ってしまったからです。それらをまとめて表現することも当然難しくなってしまいます。
「遊びをするときってみんなどんな気持ち?」と聞いてみると、
「楽しい」
「面白い」
「みんなと遊ぶと楽しい」などなど。
遊び方はそれぞれでも、なぜ遊ぶのか、遊ぶとどんな気持ちになるのかは、みな共通しています。この「楽しい」をヒントに「ジャンプする!」と新しい意見が出ました。
「くるくる回るのも楽しい」と一人が言うと、回ることが楽しいことだと知っている子どもたちは、すぐに実行して楽しみ始めました。
また、旧校舎で撮った1枚の写真を子どもたちに見せました。TCSキッズ全員が屋上で同時にジャンプしている写真です。どの子も生き生きとした姿で写っています。
「ジャンプしているの楽しそうだね。」と、子どもたちも納得。
こうして、「ジャンプ」と「回る」を取り入れた、遊びを表現した踊りができあがりました。
あとは、踊りの練習です。
iPadで撮影して、自分の姿を客観的にみたり、二手に分かれてお互いの姿を見せ合ったりすると、自分たちの踊りが全く揃っていないことに気がつきます。
「まだわかりにくいな。」
「初めての人は覚えにくいな。」
子どもたちの中で、盆踊りは幅広い層の方が踊ることがができるからこそ、踊りの意味を共有できるというのがポイントとなっていました。よって、プレゼンテーションデイやフェスタではたくさんの方に踊ってもらいたいという視点から初めての人でも踊れるように、一つひとつの振りを大きく見せたり、手拍子のタイミングを揃えたりするなど、動きをていねいに確認していました。
言葉で説明すると、できあがったTCS音頭は次の通りです。
「ちょちょんがちょん」(手拍子。先祖への感謝の祈り)
「食べて 育つ」 (口に手をあてる)
「遊んで 育つ」 (ジャンプして回る)
「学んで 育つ」 (頭のアンテナを指で示す)
「みんな ありがとう」(両手を広げてから、おじぎ)
「ちょちょんがちょん」(手拍子。先祖への感謝の祈り)
練習を重ねるごとに、お互いがアドバイスしあいながら、息を合わせていきました。
このTCS音頭をどのように披露するのか、プレゼンテーションが楽しみです。
MI・AN
※TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。