[5・6年生]
さて今週は今までの営業期間を振り返り、事業報告会へ向けてどんなことを伝えていくのか話し合っていきました。このテーマでは両親から出資金として1000円を出資して頂いて駄菓子カフェ事業を行ってきました。
単なる駄菓子屋ごっこではなく事業として行なってきたからには営業結果を事業報告会として発表することが大切な学びの要素となります。
まずはどのような内容を報告書に載せるか意見を出し合っていきました。
「今回駄菓子カフェでやってきた工夫については載せないとね。宣伝でした工夫、それとくつろげるように席を用意したことも書こう。」
「楽しんでもらう工夫としてくじ引きのことも書いた方がいいね。」
「それと店のコンセプトについては実現に向けてどんなことをしてきたか写真も載せたいな。」
「売上げと原価と利益については私が表を作りたい!」
来客数や日々の売上げについては一目で分かり易いグラフを作成しました。
「営業してみて色々と出てきた改善点についてもこれから役立てるために発表した方がいいよね。だって飲み物を遅く出して待たせてしまったお客さんからすれば満足はしていないはずだし。」
苦労してきた記録のミスや接客での改善点についてふりかえって改善点をまとめていく5・6年生。
自分たちが今回引っ越したばかりの土地勘がない環境でこの事業を行う上でどのようなハードルがあり、それらをどのようにを乗り越えていったのか議論が白熱します。
報告書に盛り込む内容が決まり、どのようなストーリーで発表していくかそれぞれにイメージができるようになったらそれをKey Noteの資料として作成していきます。
i-PADでのプレゼン資料作りにも大分慣れてきている5・6年生たち。
伝えたいことが多すぎないかどうか、この内容を伝えるのに表現の仕方は適切かどうか、聴衆にはこの順番の説明でどのように伝わるか、どういう写真の位置が効果的か、字は見やすい大きさになっているかなど様々なことを意識して作業しているとあっという間にプレゼンの日が迫ってきました。
何度か3人でプレゼンの通し練習をし、いつものようにそれぞれにフィードバックを行いながら事業報告会の時を待ちます。
一生懸命試行錯誤して営業してきた結果をあとは”礼“の心を持って発表するのみ。
さあどんな報告会になるか、楽しみです。
YI
※TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。