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つくりたいおもちゃのイメージを広げる

タイトル:いい仕事してますね。
探究領域:社会寄与

[3・4年生]

先週に引き続き、ジオボードの製作に取り組みました。

どのチームも木材から盤の部分を切り出すことができたので、いよいよ釘打ち作業に。
ジオボードは、盤から飛び出した釘の部分に輪ゴムを引っ掛けて、いろいろな図形をつくって学ぶ教材です。
設計図の通り、正確に盤に釘を打ち付けるため、子ども達はかなづちを片手に真剣な表情で作業を進めます。

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ある男の子はまっすぐに釘を打つため、事前にきりで下穴をあける方法と直接釘を打つ2パターンを試します。
実際にきりで下穴をあけてみると、今回使用する釘に対して、少し穴が大きくなってしまうことに気づきました。

「うーん、これは木工ボンドで隙間を埋めるしかないなあ。」
「板が分厚いから、事前にきりを使わなくてもいいかも。」

道具の使い方をいろいろ試すことで、本やネットから得た情報以外の新たな発見があります。

他には、釘が正確に打てているかの確認作業は行っているものの、釘の向きを修正する時のかなづちの扱い方が雑なため、板の表面を傷つけてしまうケースが見られました。
なぜ当て板が必要なのか、身をもって体感します。

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作業は丁寧なのですが、やや慎重すぎて、進捗が遅れ気味のチームも。
釘を打つ時の姿勢と力の入れ具合のコツがまだまだつかめておらず、釘が打ち込めていない様子です。

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写真は、2つのジオボードを連結させて、何か一つの作品ができないかというアイデアがでてきて、いろいろ模索中な様子を切り取ったひとこま。

そうこうしている間に、ジオボードの製作が完了したチームがひとつ、またひとつと出てきます。


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ハイ・チーズ!
最終的に4つのジオボードを連結して、見事に「弓矢」という作品を完成させました。
今年度が始まった当初は、学年ごとに集まりがちで、その間に壁が感じられた3・4年生クラス。
団結して一つのことに取り組む様子を見ていると、その表情からは前回テーマ「詩人の旅」を通じて生まれた一体感がひしひしと伝わってきます。

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今週は、ジオボード製作以外の活動として、作りたいおもちゃのイメージを広げるため、四谷三丁目にある東京おもちゃ美術館も観覧しました。
廃校になった校舎をリノベーションし、木のおもちゃを中心に展示した素敵な空間です。

グッド・トイに認定されたおもちゃが集まる部屋で学芸員さんからのお話を伺い、それぞれの部屋を回ります。

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ここは靴を脱いでおもちゃの世界に没頭できる木のおもちゃの部屋。
総ヒノキ貼りの床、センターハウスなど、楽しい演出が待っていました。

その中でも木の砂場は一番のお気に入りの様子。
木の玉に埋もれて、砂風呂気分を味わいます。

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落ち着いた雰囲気のゲーム専用の空間では、ボードゲームなどを楽しみました。
世間がW杯に盛り上がる中、子ども達もサッカーゲームに熱狂します。

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利休の茶室を彷彿とさせる二畳の空間で精神統一!

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棒を使って木からひっつき虫を取り出します。
その秘密は磁石の力。

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2時間ほどの滞在でしたが、思う存分、おもちゃの世界を満喫しました。
自身の作品のヒントは見つかったかな?

そして、いよいよ作りたいおもちゃのイメージを図に落とし込むフェーズに入ります。
どんな楽しいおもちゃが生まれるか、乞うご期待!

HY

TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。



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