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予測するってどういうことなんだろう?

[5・6年生]

  今週は今までプレゼンテーションに向けて気象現象のメカニズムやそれらがどう関わり合って“天気”が変化するのかについてKeyNoteにまとめてきたことをプレゼン練習を行いながらブラッシュアップしていきました。

「この説明で伝えたいことが分かり易く伝わるだろうか?説明が長くてイマイチ分かりづらいよね。図や絵を使ってポイントをしぼって説明しよう!」

「低気圧について特徴を話すから高気圧についてはその対比していることをKeyNoteに書いてあるから同じような説明はいらないと思うよ。」

と実際にやってみることで必要なことと必要ないことが少しずつ見えてきます。
またプレゼンテーションでは実際に2日後の運動会の天気予測を行うので、予測の精度を高めるべく様々な天気図を広げ、毎日予測し実際の天気と比較していきました。

このテーマを通して私たちが普段手にする天気予報ができあがるまでには、本当に様々な人たちが関わり合って地上のみならず上空や海上さらには宇宙からもデータを取ってそれらを複合的に解析してできていることを知るに至った子どもたち。 
そしてその天気予報の価値や目的は私たち個人だけでなく農業や漁業、他にも様々な産業で役立てられていることを知りました。
またもちろん災害から身を守るための備えとして重要なことも改めて理解することができたようです。 

そこでこのテーマにおいて重要な概念である“予測”することはどういうことなのか?ということについて考えていきました。

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「私は地震があると必ず机の下に入るけど、それだけじゃ次にどうしたらいいか分からない。だからこの次にどうしたらいいか考えて予測を“行動”につなげることが大事だと思う。きっと天気予報も“行動”につなげてほしくて気象庁は色々な予測をしてみんなに伝えているんじゃないかな。」

「天気や災害の予測も100%じゃないでしょ?だから予測を聞く側もそれを全部信じるんじゃなくて予測を知ってさらに自分でも考えるってことがとても大事だと思う。韓国の船が沈没した時も思ったけど自分で色々と考えて動けないと自分の身を守れない。」

「次はどうなるかな?って予測することは大事だと思う。人って実は色んなことを毎日予測してるよね。いつ頃梅雨入りするのかとか今年は水着が沢山売れるかなとか、今日お客さんはどれくらいくるかとか。」

「予測と勘ってなにが違う のかな?」

「予測は過去のデータを見てこういう時はこうなっていたからこうなるだろうって考えていくから勘とは違うよ。」

「ぼくはホームワークをいつやるかとか今日はこれをしようとかさ、よく考えてみると自分がやることを予測しているけどうまく予測できていないことがある。予測が甘いことがある。だからもっとしっかり予測して自分が困らないようにしたい。」

それぞれに“予測”することの意味や価値について考え、思いを広げながらプレゼンに向けて準備を進めていきました。
運動会の天気予測も気になるところです。
さてどのようなプレゼンテーションになるでしょうか?本番が楽しみです。



YI

TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。



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