[5・6年生]
今週は2週間後に控えたプレゼンテーションに向けて今まで学んできたことを分かりやすくKey Noteにまとめつつ、平行して自分たちで天気予測を行なう練習を重ねていきました。まずは今まで探究してきたこと、つまり”天気はどうして変わるのか?”ということについて分かり易く伝えるためには何をどう伝えれば興味を持って理解してもらえるだろうか?ということについてディスカッションを行ないました。
「やっぱり天気っていうと雨・晴れ・くもりっていうイメージが強いでしょ?だからそういう気象のメカニズムについて図とかを使って説明しようよ。」
「雲も大事だよね。雲があるから天気が変わるって言ってもいいくらいだもん。雲がどうしてできるのか?ああぼくこれまとめたいなぁ。」
「気圧もかなり大事だよ。天気予報には欠かせないしさ。けどさ、わたしたちもそうだったけど気圧って言われてもピンとこない人が多いから分かり易く伝える工夫をしないと。低気圧と高気圧の特徴をあげて対比させたら分かり易いんじゃない?」
「これさ、週末にi-Padで叩き台を作ってきたから見て。」
「いいね。たださ、説明はしっかりできてると思うけど情報が多すぎて全部は読めないよ。文章が多いよりも図とか絵を使って大事なポイントを書いてさ、あとはプレゼンすればいいと思うよ。」
6年生からの具体的でポジティブなフィードバックです。
一緒にテーマ学習をやる度に成長を感じさせてくれます。こちらも負けていられません。
木曜日の見学日にはたくさんの方がいらっしゃいました。
子どもたちは見学者たちの前で実際にお天気キャスターになりきり、天気予報を行なってみることにチャレンジしました。
色々な気象予報からの”マネぶ作戦”で天気予報のポイントや天気用語を分析したことが活きているようで、なかなかの予報っぷりです。
最近の天気に関するリフレクションをしてから天気予報に入る型や生活のアドバイスを入れることで聞いていて引き込まれる予報となることを感じ取り、実践に活かしてみたことは功を奏しましたが、予報自体は外れてしまいました。
なんで外れてしまったのか分析していくと、地上天気図にある現在の気圧配置から数日後の気圧配置を予測するには気圧の速度と方向から計算する必要があることに気が付きました。
調べていくと地上天気図の緯度10度が約1110kmの縮尺に当たることにたどり着きました。
ちょうど高学年は算数でも時速の計算をしているので実践でそのスキルを活かすことができ、得意な様子!
なんとか地上天気図については大分使いこなせるようになってきたのではないでしょうか。
あとは雲画像や雨画像、高層天気図と重ね合わせて予測の角度を高めていくことに力を注いでいきます。さあここからが勝負だ◎
YI
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