[3・4年生]
今週はまず、週末のHWとして各自が作ったプレゼンのたたき台をクラスでシェアするところから始まりました。 みんな前で発表してから子どもたちと私がgood&betterの形でフィードバックをしていきます。「熱意はすごく伝わるけどなんかもう少し足りない感じがするなぁ。」
「どうして熱意が伝わってきたの?なんか足りないってなんだろう?もう少し具体的に言えるかな?」
「水不足って問題は大きいのに、その解決策の提案てなんか普通だし、なんか微妙な気がする。思いは伝わってきたよ。」
「海外の水プロジェクトに参加してくださいっていう提案はいいかもしれないけど、水プロジェクトって言われても何をするのか分からないよ!なんか例を話してくれないとさ。」
「でも、気になる人は自分で調べればいいじゃん!」
「それじゃあプレゼンしても意味ないんじゃない?スティーブジョブスのプレゼン見た時に、ジョブスのすごいところはお客さんの気持ちを読んでお客さんが気になることを先回りして考えてそれを伝えてたじゃん。」
「う〜ん。。。けど、なんか反論されてる気がしてなんかイヤだ。。。もうちょっと言い方考えてよ。」
自分のアイディアを人に見せてそこにフィードバックをもらうことは確かに簡単なことではないかもしれません。彼のように、たまにはフィードバックが反論に聞こえてしまい、自分の考えが否定されているような気分になるかもしれません。 しかしもちろん実際には彼の考えが否定されているのではなく、アイディアをよくするための違う視点・物の見方を与えてくれているのです。
フィードバックを受けてからはまた自分のプレゼンたたき台を磨いていくため集中して作業、そしてまたクラス内でプレゼンをしてフィードバックを伝え合い、そしてまた磨く。。。
さあ、このサイクルを何度も繰り返しながら聞いた人を動かすようなプレゼンを目指してがんばります!
YI
※TCS2012年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。