竜王+拓真のみん理では、テーマにからんで電気の勉強をしています。
3月3日には、簡単な仕組みの手作りモーターを製作。一人ひとつずつ作り、すぐに回った子、なかなか回らなくて何度も作り直した子、色々でしたが、最後には全員成功しました。
子どもたちのお昼休みの過ごし方は様々です。
最近は暖かくなってきたので公園でお昼を食べて
そのまま遊びへ突入!!というパターンです。
もちろんはまっているのは「木登り!」
でも前回から登り方が上達しています。
今回は、木の隣りのトイレの上から木に移るという作戦です!
まずはこのフェンスを登って…
木に飛び移る!!
こうして上手いこと移れる子もいるけど、「僕たち行けなぁい!」と顔だけ出す子もいました…。
木と戯れている子もいれば…モノマネを披露してくれる子も!
「古畑任三郎です。」だって!
こうしてシエスタを楽しんだ後はみんなで体育!縄跳びだ!!目指せ100回!!
現在、竜王クラス(5年生)はテーマ学習で「限られた資源・限りなき欲求」と題して、
今ある資源を大切にして自分達の工夫によって上手に使って生活していけるように
なろう。という事を学んでいます。
今日はその一環で、九段下にある「科学技術館」で、電気などのエネルギーを中心に
見学してきました。
まず最初に発見したのは、マイクに向かい大きな声をだすとLEDの光が変わるというもの。
張り切って大声をだしてみました!
すっごい顔してるのがわかるかな?
今度はみんなで協力して自転車をこいで発電して家電を動かしてみました。
こんなに頑張ってこいでもこれだけしか発電できないんだねぇ・・・
柱を通してこっち側から向こう側に声が聞こえるらしいよ!
「ねぇ聞こえてる?」「もしもーし!」
ワークショップを体験することもできました。
磁石とコイル、紙コップを使ってスピーカーを作ってみました。
みんなワークショップしてくれた係のおじさんに釘付け!
係りのおじさんも張り切って「コレもやっちゃおうかな?」と3つも実験を見せてくれました。
コイルの振動が紙コップに伝わって音楽が聞こえるんだね!
「どうやって聞こえてるんだ?」「ほんとに聞こえてきた!」
とビックリ顔。
その他にも、こんな事もしました。
千回巻かれたコイルを使って豆電球に電気を灯したり・・・
磁石がくっつかないはずのアルミニウムがくっついたり!
と、色々と実験も含め電気をはじめとしたエネルギーがどれだけ自分達の生活の中で使われているかを再認識できた見学でした。
NPO市民科学研究室の高島さんを特別講師にお招きして、味噌づくりに挑戦しました。
高島さんには、これまで、野菜の甘味でクッキー作り、
ダシの世界を知る、といった食育理科実験プログラムで
お世話になりました。
生産者の顔のわかる国産大豆と厳選された塩、そして米麹を用いて、本格的な味噌を作ります。
一日前から水につけて、たっぷり水分を含んだ大豆(5kg)を半日かけてことこと煮ます。
なんともいえぬいい香りが、スクール中にただよいます。
さあ、いよいよ味噌づくり開始。
まずは、あつあつの大豆をつぶします。
一方、米麹には、塩を混ぜます。
あとは、つぶした大豆と米麹をまぜて、こねて、固めて、かめにつめて、おしまい。
梅雨の季節に天地がえしをするまで封をしたまま。
温度が一定で、直射日光の当たらない場所に置きます。
微生物たちよ!おいしい味噌づくりのためにしっかり働いておくれ…と祈るばかり。
今年は、長野塩尻のTCS畑で、枝豆を食べるため、きなこを作るため、そして味噌を作るためという「目標」を持って大豆を栽培したい!という気持ちをおさえきれないTCSキッズたち。
主体的に農業に関わりたいという気持ちをかきたてるきっかけにもなった味噌作りでした。
昨年から16回にわたって行われた「将棋の達人」も今日が最終回。
上野五段の「誠実」かつ「本物」の指導のおかげで、TCSの子どもたちは、すっかり将棋にはまっています。暇があれば、誰かしら将棋盤をにらめっこし、その周りにギャラリーができるぐらいの大ブーム。
TCSの文化として、将棋がしっかりと根づきました。
今日は、学びの集大成として、上野五段が8人の子どもたちと同時に対局する「八人指し」が行われました。
桂馬、香車を落としてハンディをつけてもらって戦う子もいれば、コマ落ちなしで、真っ向勝負の子もいますが、どの子も上野五段と対局できる緊張感と幸福感にあふれています。
一人、また一人、上野五段に「王手」を決められます。
「負けました。」
普段の奔放さはなく、厳粛な表情で、敗北を受け止める子どもたち。
そんな子どもたち一人ひとりに、上野五段は、丁寧にアドバイスします。どこが勝負のポイントで、どの手は素晴らしく、ただその手を生かせなかった理由は何か、子ども扱いせず、プロの視点で的確に指摘します。
指し方を教えるのではなく、どう考えて指すか?
を子どもたちに伝えようとする上野五段の関わりが、状況に応じて柔軟に発想できる力を引き出したのでしょう。
これは、将棋にとどまらず、一般化して使える能力です。
初等教育において将棋をどう活用したらよいか、その大いなる可能性を示してくれた上野五段の実践でした。
これでとりあえず一区切りですが、今後もTCSの応援団として、いつでも協力してくださるそうです。
上野五段の今後の大活躍を、子どもたちとともに祈っています。
本当に有難うございました。
平成19年12月
東京コミュニティスクール
平成19年度 東京コミュニティスクール公開講座(最終回)
「フィンランドから学ぶ“探究型学習”の原点」
~『競争やめたら学力世界一』著者に聞く~
主 催 : 特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール
テーマ : 「フィンランドから学ぶ“探究型学習”の原点」
日 時 : 2008年3月9日(日) 14時~17時(13時30分開場)
会 場 : 昭和女子大学附属昭和小学校
(東京都世田谷区太子堂1-7、東急田園都市線「三軒茶屋駅」徒歩7分)
対談者 : 福田 誠治(ふくた せいじ)・・・都留文科大学比較文化学科教授
[都留文科大学福田ゼミ] http://www.tsuru.ac.jp/~fukuta/index.html
市川 力 (いちかわ ちから)・・・東京コミュニティスクール校長
対 象 : 学校・教育関係者、保護者、一般
定 員 : 50名(先着順) *定員になり次第締め切らせていただきます。
参加費 : (一般)3,000円 (NPO会員)1,500円
*当日受付にてお支払いただきます。
問合せ・申込み: NPO法人 東京コミュニティスクール セミナー事務局(担当: 若林・田本)
電話: 03-3313-8717 FAX: 03-3313-8790
E-mail: seminar@tokyocs.org
【対談者 プロファイル】
福田 誠治 (ふくた せいじ)
都留文科大学教授
1950年岐阜県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。研究テーマは、言語権を中心にした人権確立のための教育実践。ロシアならびに旧ソビエト諸国における教育・文化に関する研究会を毎月行い、学外研究者とともにソビエト、ロシアにおける少数民族と言語問題、教育問題に関するフィールドワークを実施している。近年は、フィンランドの教育研究の第一人者としても広く知られている。「競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功」「競争しても学力行き止まり イギリス教育の失敗とフィンランドの成功」(共に朝日新聞社)「格差をなくせば子どもの学力は伸びる 驚きのフィンランド教育」(亜紀書房)といった著作は大きな話題をよんでいる。他、著作多数。
[都留文科大学福田ゼミ] http://www.tsuru.ac.jp/~fukuta/index.html
市川 力 (いちかわ ちから)
東京コミュニティスクール校長
1990年渡米後13年間に渡り、日本人駐在員の子どもたち対象の学習塾を運営。英語環境下での日本語学習指導に携わり、バイリンガルの子どもを育てることの難しさに直面。その経験を活かし、グローバル時代を生きる子どもたちに必要な真のコミュニケーション能力を育てることを目指し、探究型カリキュラムに基づく教育研究・実践を行っている。
2004年より東京コミュニティスクール校長。2005年NHK「えいごリアン3」番組企画委員を務める。国際教育学会理事。主な著書に、『英語を子どもに教えるな』、『「教えない」英語教育』(ともに中公新書ラクレ)、『日本の英語教育に必要なこと』(慶應義塾大学出版会、共著)。講演多数。
[東京コミュニティスクール] http://tokyocs.org
【会場案内】
昭和女子大学附属昭和小学校 (東京都世田谷区太子堂1-7)
http://www.es.swu.ac.jp/
◆東急田園都市線「三軒茶屋駅」より徒歩7分 → 正門より徒歩5分
※昭和小学校(初等部)は正門から徒歩で約5分のところにあります。
平成19年度 東京コミュニティスクール公開講座(最終回)
「フィンランドから学ぶ“探究型学習”の原点」
~『競争やめたら学力世界一』著者に聞く~
今日の気温はなんと19度!
外はぽっかぽか!!
久々の陽気に
「今日の体育は梅里公園でやっろか?」
「じゃぁお弁当も梅里で食べよ!」
ということでお弁当を持って出発!
ここが梅里公園。
その名の通り公園のあちこちに梅の花が咲いていてすごくいい香り!
春の訪れを感じさせてくれます。
早速、子どもたちは草の上や遊具の上など思い思いの場所で
お弁当を広げます。
しかぁし!!そこにカラスが襲来!!!
子どもたちはキャーキャー言いながらお弁当を守ります。
写真はそのお弁当防衛隊の子どもたちです。ピースサインしてて大丈夫かい?
お弁当を食べ終えたら、もちろんここでも登ります!!
今日は・・・?
遊具の上です!
遊んだ後は、体育です。今日はラグビーです。
かかって来い!って顔してますね!
いよいよゲームスタート!
最近はやっとゲームらしくなってきました!みんな頑張れ!!
富士クラス・みみいろクラスのアートで
すごく簡単に出来て、便利な道具を作りました。
授業はまずこんなクイズから始まりました。
「ひとつの点から同じ距離のところにある点 の集まりはどんな形になるでしょう?」
「星!」「六角形!」
ホワイトボードで順番に点を打っていくと・・・
「分かった!丸だ!!」
そうです、円です。じゃあ、どうやったら綺麗な円が描けるかな?
ということで、この道具を作りました。
方眼用紙に、1センチメートルごとに穴を開けただけの簡単なものです。
これとピンと鉛筆を使って色々な大きさの円を描くことが出来ます。
これを使って絵を描いたり・・・
(右の絵も良く見ると道具をフルに利用して描いています!)
UFOを作ったり・・・
「小さいほうが飛ぶかな?」「羽が多いほうが飛ぶんじゃない?」
色々実験している子ども達の姿が印象的でした。
昨年に引き続き、今年も アットマーク・インターハイスクールが主催する『オルカ・フェスタ2008』」に参加してきました!
このフェスタは、アットマーク・インターハイスクールの卒業式と、生徒達が学習の成果を発表する場を兼ねた、年に1度のイベント。
今回は、アットマーク・インターハイスクール内を会場に開催されました。
TCSも、子どもたちの学びの成果を展示させていただくことになり、
富士クラス(2年生)のテーマ学習「小さな地球・大きな地球」の中で、
子どもたち6人がつくった『Big 地球』、
MARK&竜王クラス(3~5年生)の子どもたち8人がつくった
農業新聞『古さんたちの田畑を守ったゾ新聞』を出展。
訪れる人たちは、「この地球触っても大丈夫なんですか?」と不安ながらも地球を触り、
中には、「自分の手の中に地球がある!」と発言する方も。
『Big地球』も『古さんたちの田畑を守ったゾ新聞』も、
子どもたちがつくったことにみなさん感心されていたようでした。
そして、『オルカ・フェスタ2008』授賞式では、なんとTCSが“学院長賞”を受賞!
アットマーク・インターハイスクールのスタッフの方々や生徒さん達と
実際に交流できる貴重な機会でした。
2007年度最後のテーマ発表会がセシオン杉並にて行われました。
今回のテーマ発表会から「振り返りシート」が登場。
各クラスの発表が終わる毎に、このシートに、「発表の良かったところ」と、
「もっと発表がよくなるためのアドバイス」を書き発表します。
「振り返る」のは子どもも大人も全員です。
他のクラスの発表も真剣に見ている子どもたち。
子どもたちみんな、次々と手を挙げ、褒めたり、アドバイスをしていました。
<みみいろ・富士クラス>(1・2年生)
『水知らずにはいられない』
各自が模造紙を使ってまとめを作り発表。
台本を見ず、大きな声ではきはき発表していました。
また他の子が発表している時に模造紙を持つのを手伝う姿も見れました。
<MARKクラス>(3年生)
『ゴミと友達~ゴミ・アミーゴ♪~』
ゴミ拾いの結果や、工場見学で分かったことを発表。
歩きタバコ・タバコのポイ捨てへの問題を訴える場面もあり、
ゴミを身近な問題として考えていることが伝わりました。
<竜王&4年生クラス>(4・5年生)
『限られた資源・限りなき欲求』
スクール内電気使用量の調査結果から、エネルギー節約方法、
発電方法について発表。
劇あり、笑いありの充実した内容で、そのストーリーのある発表はさすが上級生!
音楽の発表もあり、みみいろ・富士クラスは音階のある演奏、
MARK・竜王クラスは、リコーダーの独奏や重奏を披露しました。