NPO市民科学研究室の高島さんを特別講師にお招きして、味噌づくりに挑戦しました。
高島さんには、これまで、野菜の甘味でクッキー作り、
ダシの世界を知る、といった食育理科実験プログラムで
お世話になりました。
生産者の顔のわかる国産大豆と厳選された塩、そして米麹を用いて、本格的な味噌を作ります。
一日前から水につけて、たっぷり水分を含んだ大豆(5kg)を半日かけてことこと煮ます。
なんともいえぬいい香りが、スクール中にただよいます。
さあ、いよいよ味噌づくり開始。
まずは、あつあつの大豆をつぶします。
一方、米麹には、塩を混ぜます。
あとは、つぶした大豆と米麹をまぜて、こねて、固めて、かめにつめて、おしまい。
梅雨の季節に天地がえしをするまで封をしたまま。
温度が一定で、直射日光の当たらない場所に置きます。
微生物たちよ!おいしい味噌づくりのためにしっかり働いておくれ…と祈るばかり。
今年は、長野塩尻のTCS畑で、枝豆を食べるため、きなこを作るため、そして味噌を作るためという「目標」を持って大豆を栽培したい!という気持ちをおさえきれないTCSキッズたち。
主体的に農業に関わりたいという気持ちをかきたてるきっかけにもなった味噌作りでした。