11月4日、秋晴れの日一苦百笑クラスのテーマ学習で
「つくば宇宙センター」に行ってきました。
東京駅からバスに乗り込み、1時間・・・・。
バスを降りると「空気が気持ちいい~!!」
やっぱり東京よりすがすがしいね、などと話しながら
宇宙センターの敷地に向かいます。
東京ドーム12個分の広さの中に、様々な宇宙に関する
研究施設が立ち並んでいます。
自由見学の後、13時からの見学ツアーに備えてまずは
腹ごしらえです。ひろーい社員食堂でメニューを選びます。
こんなのもありました。
しかし残念ながらこれを選んだ人はおらず・・・。
育ち盛りの6年生、麺類をあっという間に平らげた後、ご飯だけを
注文してふりかけ、つけもの、麺の汁などでまたまた完食!!
どんぶりご飯ですよ・・・・びっくりデス。
さあ、いよいよツアーの開始です。おねえさんについて各施設を周ります。
「宇宙ステーション試験棟」では、日本が持っている国際宇宙ステーション
「きぼう」の機能試験や全体システム試験が行われていました。
ガラスの下では実際に作業が行われています。
こんなのも・・・
実物もあります!宇宙服はそれ自体が小さな宇宙船だそうです。
ロケットや人工衛星のレプリカもたくさん展示してあります。
この金色の断熱材、なんとマジックテープで貼られているんです!
宇宙には大気がないので風などの抵抗がなく、
マジックテープでも大丈夫なんだそうです。
その他、無重量環境試験棟、宇宙飛行士養成棟
などを見学し、宇宙飛行士になるには
①健康②英語③協調性が大切だと学びました。
宇宙はまだまだ未知なことだらけ・・・。
これからの研究でどんどん新しいことが分かってくるのでしょう。
帰りの高速バスはなんと、2階建てバスが来ました。
子ども達は大興奮!!
毎週水曜日の朝の会は「おっちゃんの部屋」が開かれます。
おっちゃんとは子ども達が大好きなTCSの校長先生です。
「おっちゃんの部屋」では毎回2人の子どもがゲストとしてよばれ、
自分の話したい事を話してくれます。
今日のゲストは1年生の男の子と3年生の男の子です。
恥ずかしがり屋の1年生は楽書きの時間に書いた自分の本を紹介してくれました。
電車に乗ったと思ったら降りたり、変な動物が出てきたり、怖いお化け屋敷があったり・・・
楽しいお話にみんなは笑いがとまりません!!
本人も大笑い!
3年生の男の子は滋賀県でとってきた鉱物の話をしてくれました。
ざくろ石・花崗岩・水晶・鳥海石をみんなに回して見せてくれ、
ざくろ石の由来や、鉱石じゃなくて鉱物なんだ!といった
詳しい説明までしてくれました。みんな石に興味津々!!
テーマで石の勉強をして、はまってしまったようですね。
来週の「おっちゃんの部屋」では誰が楽しい話をしてくれるのかな?
最近、鉄棒をみんなでやっている。
前回り、逆上がり、立ち飛び降り、
足掛け上がり、ハングライダーなどなどなど
そして、それぞれできなかったことが
できるようになってきている。
鉄棒がきらいだったり、苦手意識がある子どもも多いが
ちょっとしたことができるようになるきっかけを作ったりすると
ふと鉄棒で遊びだし、なんだかんだ自然とやりだす。
そして、足掛け上がりなど新しい技ができるようになったり
さらなる新しい技にチャレンジしていく。
今日は、S君が逆上がりができるようになった。
「できたーーーーー!!!!」と
(遠心力と筋力と重力の逆転を味わいながら)
何度も何度もやっている。
また、T君は壁に向かって
パワーシュートを繰り返す。
見ているとインパクトの瞬間に
足の振りの速度を上げることができるようになっている。
本人は無意識だろう。
しかし、
ボールが飛ぶ速度・飛距離が
格段に向上していることがわかる様子。
楽しそうだ。
何十分もわき目も触れずボールを蹴っている。
さらには、特に何も指示しなくても
トラップしてボールコントロールをもし始めている。
人に言われるわけでなく、
自分でやっていて、遊んでいるうちに
ぜんぶいつの間にかできてしまった。
カラダを動かすのが楽しい。
だから、またやる。さらに楽しい。
そして、もっとやる。
本人はトレーニングの意識はゼロだろう。
しかし、そこにはすばらしい集中力と学びがある。
佐伯胖氏は、
遊びの定義を
「その活動が何らかの別の目的を達成するための手段ではなく、
それ自体が目的であるとしか言いようのない、自発的な活動」とし、
そして、
「学びと遊びは渾然一体だ」と
述べている。
こどもたちができるようになる過程をよくみていて
改めてそのことがよくわかる、そんな日だった。
12月3日(水)はテーマ発表会があります。
子ども達は発表に向けて最終段階に入り真剣な顔で取り組んでいます。
1・2年生のラッキーSoNaTaクラスは「喰う寝るところにに棲むところ」
というテーマでカラスと鴨について毎日観察してきてわかった事を
模造紙にまとめているようです。うまく書けてるかな?
3年生の六力クラスは「セレンディピティ」というテーマで
何気ない日常の出来事や日々の観察からのヒラメキによって発明や発見が
生まれるんだ!という事を学んでいます。
イスに座って一体何の練習をしているのでしょうか?発表が楽しみです。
4・5年生の最強パンダクラスは「てこでも動かない!?でも動かしてみよう!」
というテーマで小さな力で大きな力を生み出す物には何があるのか?
どういう仕組みになっているのか?という事を学んでいます。
何か台詞を覚えているようですが・・・?どんな発表なのかな?
6年生の一苦百笑クラスは「宇宙の中の地球」というテーマで
宇宙と地球の神秘・まだまだ解明されていない事が沢山あるんだという事を
学んでいます。 発表ではあっ!と驚かされる何かがあるという事ですが・・・?
と こんな風に各クラス頑張っているようです!
是非皆さん テーマ発表会に足をお運びください!!
テーマ発表会
日程:12月3日(水) 9時~12時
場所:セシオン杉並 2階 視聴覚室
今日は、オペラ歌手の加藤信行さんがピアノの伊藤お姉さんと共にTCSに来てくださいました。
3年生以上の子ども達にとっては2年ぶり、2度目のご対面です。
実は、ひ・み・つの練習で、TCSの子ども達に歌の特訓をしに来てくれました。
その成果は!・・・、発表の日までお楽しみ!!です。
加藤さんは、声の出し方や呼吸のしかた、どんな気持ちで
歌うかなど、非常に具体的で分かりやすいアドバイスをしてくれます。
合間には、加藤さんが声の出演をしているコマーシャル
(オレオ、バイク王etc)の歌を生で!歌って聴かせてくださったり、
とっても楽しいひと時となりました。
加藤さん、伊藤さん、どうもありがとうございました♪
<加藤信行さんプロファイル>
加藤信行・・・東京芸術大学声楽科卒業。 在学中より、二期会・藤原歌劇団などで数々のオペラに出演。東京オペラシンガーズを立ち上げ、以降、新国立劇場に所属するまでテノールの中心メンバーとしてサイトウキネン音楽祭・エディンバラ音楽祭など数々のステージに参加、国内オーケストラはもとよりウィーンフィルやベルリンフィルとも共演。オペラ以外でもコンサート、CM、イベント等多ジャンルで活躍中。又、そのCM の多さは特筆すべきである。 演歌からオペラまで歌いこなし、2006 年に男声コーラスグループ《ヘキサガイズ》を結成。 鎌倉の建長寺や円覚寺でのコンサート、老人ホームへの慰問やチャリティコンサートなどで巧みな話術と円熟した歌い回しで聴衆を魅了する。2001 年より新国立劇場と契約を結び現在に至る。