[1・2年生]
近くの公園の池になんとカミツキガメがいた……皇居のお濠はブルーギルだらけ……電線にスズメじゃなくてカラフルなインコ……
私たちが気づかないうちに、どんどん「外来種」が入り込んでいます。こうした
「外来種」の増加は、同じ「生態圏」にいる「在来種」を圧迫し、「絶滅危惧種」
へと追いこんでゆきます。この現象は、世界各地で起きていますし、そしてもち
ろん大都会東京、つまりTCSの周囲でも、在来種の中に外来種が侵入することに
よる生態系の変化が起こっているのです。
いったいなぜこんなことが起きるのでしょう?
また、こうなることでどんな悪影響が待ち受けているのでしょう?
さらに、私たちの生活自体とどんなつながりがあるのでしょう?
これこそ今回のテーマ学習での探究課題です。
まず、在来種の生態系に影響を及ぼす外来種について調べ、次に、環境の変化に
適応する外来種の生態を知り、そのうえで、人のライフスタイルや都市化が生態
系の変化に与える影響までしっかり理解したうえで、いかにして多様な種のあふ
れる生態系を保持してゆくか探究してゆきます。
RI
※TCS2012年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。