[3・4年生]
タイトル:正義はどこにあるか?探究領域:自主自律
『我々人間は、自分たちの「正義」というものを、自分たちの道徳と照らし合わせて、
いろいろな方向に行ったり来たりしながら模索していく存在であり、そうした
アリストテレス的な「答えのない問い」からいつまでも逃れられない生き物である。
しかし、私たちの生のプロセスは、その「問い」に対する「答え」を生きることに
他ならない。だから、行ったり来たりするので良いのだ。』
「ハーバード白熱教室」におけるマイケル・サンデル教授の言葉です。
我々は普段から選択を求められる場面に多数出くわしますが、はたして
その選択に唯一無二の正解が存在するでしょうか?
子ども達がこれからの人生において「答えのない問い」に直面したときに、
悔いのない意思決定をして、自分らしい生き方を歩んでもらいたい。
今回の新テーマにはそんな思いが込められています。
自分は普段どんな判断基準で判断しているのだろうか?
その判断基準で本当によいのだろうか?
どうすれば自分は悔いのない判断ができるのか?
小さな「知の探究者」たちとともに、議論を通じて、「答えのない問い」について
考えていきたいと思います。
では、TCS流「ハンバーグ白熱教室」、いよいよ開講です!
HY
※TCS2011年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。