テーマ「詩人の旅」。
6週間の間で、詩を楽しく書くことができるようになったと感じます。
最初は、「詩って何?」から始まった学び。
多くの詩に触れて、旅に出る中で自分でいろいろと書いてみて、
自分なりの詩のかたちがつくれるようになりました。
本テーマでは、4度の旅に出かけました。
身近な自然に触れた「新宿御苑」、
街の情景に触れた「隅田川・築地」、
自然の雄大さに触れた「鎌倉の海」、
人の温かさに触れた「橋本鋳造所」(鋳物工場)。
ほぼ毎週旅に出て、子どもたちにはハードだったかもしれません。
しかし、たくさんの情景に触れたことでたくさんの感動を得て、
詩の材料を得ることができました。
子どもたちから出て来た言葉たちは素直で、
そして、詩人の技を活用することで、
一人ひとり違う、子どもたちの個性が表れる詩となっていました。
最初は、自分から出て来た言葉を綴ったものでしたが、
発表会が近づくにつれて「相手に伝わるには?」ということを意識するようになった子どもたち。
このことは、本テーマに限らずどのテーマでも重要なことです。
わかったこと、やったことだけを伝えるのではなく、
「聴いて!」「伝えたい!」というエモーショナルな発表を
これからもつくっていこうね!
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※TCS2010年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。