テーマ発表会での詩の暗唱は、みんな満足できたようだった。
みんなに書いてもらったふりかえりシートでも、自分の詩に対して
具体的なお褒めの言葉をいただき、自信につながった。
お世話になった橋本鋳造所さんへお礼の詩を書こう!という時でも
書けない子は一人もいない。
限定された題材と時間の中で、さっと詩を書けるようになったのは、
このテーマで詩を書く経験を積んできたからだと実感できた。
改めて、子ども達が書いた詩を全部読み直してみる。
今回、子ども達は詩人たちの技を学んだり、
誰かが書いた詩を題材にみんなで行変えについて学んだり、
毎回の旅をみんなでふりかえり、
作ったイメージマップをもとに全員で一つの詩を作ってみたり、
短歌ってどんな物か学んだり、
みんなに伝わるようにするにはどうしたらよいか考え考え詩を書き直したり、
他にも色々な学びをしてきたのだが・・・
やはり、一番の収穫は
『とにかくたくさん詩を書いた』
これにつきるなと感じる。
子どもたちが元々持っている感性が詩作を通して表面に現れる。
この子はこんな風に感じていたんだ!!
この子のめがねを通して世界を見たら、こんな風に見えるんだ!!
表現されたことで7人に伝わっていく。
詩人から学んだ技法も、今後子ども達の中でこなれて一体化していく。
こんな風に、これから先につながっていくことを
わくわくしてイメージできる・・・・そんなテーマ学習だったと思う。
YT