[1・2年生]
「五感を研ぎすます」ことに着目してきた本テーマ。
テーマを通して、五感を研ぎ澄ますために「集中」すること、
そして五感を研ぎ澄ますことで、自分の感じる力を以前よりも「変化・成長」させることを、常に子どもたちに伝え続けました。
子どもによって、感じることやできることは様々かもしれません。
けれど、子どもたちは自分なりに工夫をしながら五感を高めていったと思います。
紙やすりの並べ替えが当初ほとんど当たらなかった子もほっぺにやすりをつけて粗さを比べて正答率を上げたり、
時計を見ずに時間を当てるなんて最初できないだろうと考えられていたことも、
時計の文字盤を触って熱さや振動を感じたり、針の音を聴き分けることで、針がどこにあるか当てたりしていました。
また、発見したことを表現することも意識して行っていきました。
聴こえた音、触った感触、何か分からないものを嗅いだり味わった感じを自分なりに言葉にすることで、なんとなく感じて終わるのではなく、それを外にアウトプットする経験となったのではないでしょうか。
テーマ発表会では、歌も入った劇調の今までにない形の発表!
最初は恥ずかしがっていた子どもたちも、練習を重ねるに連れて楽しんでいたようでした。
五感を研ぎ澄ましたことを証明する際には失敗することもあって残念!
ただ、練習を重ねて、自分の持っている力を出そうと真剣に取り組んでいた姿勢と、集中して臨んでいた様子が観ている方には伝わったと思います。
探究領域「自主自律」として、自分の持っている力を最大限広げようと、自分と向き合うテーマになったのではないでしょうか。
五感はいつも使い続けるもの。
このテーマをきっかけに今後も五感を研ぎ澄ましてたくさんの情報をつかんでいこうね!!
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※TCS2011年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。