[3・4年生]
週末のテーマ発表会に向け、まずはこれまでの議論全体を振り返ることに。過去の議論での意見を整理してみると、
「『決まり』に偏ってるなぁ。」
「僕はみんなと違って、『自己』もあるよ。」
「たしかに、普段でも『他人』を意識することが多いかも。。」
と各々の判断基準が段々と浮き彫りになってきました。
ただ、これで終わっては自分の判断基準の傾向を知ったに過ぎません。
今回のテーマ学習の目標は、「正義」の意味を考え続けること。
その判断基準で本当によいのか、そしてどうすれば悔いのない判断ができるか、
さらに子ども達に問いかけます。
「うーん。。」
みな、頭を悩ませます。
そもそも、これまで自分の判断基準について意識したことがなかった
彼ら彼女らにとって、この問いはレベルの高いものだったのかもしれません。
しかし、自分自身を見つめるよい機会でもあります
自分の判断基準に固執することでどんな問題があるのか、他の判断基準にも
メリットが見出せないか、子ども達とともに真剣に考えます。
「今回のテーマはこれまでで一番難しいかも。。」
3年生のある男の子がぼそりとつぶやきました。
より抽象度の高いテーマを扱う高学年のテーマ学習に向け、避けて通ることは
できない試練といえるでしょう。
今回の発表は原稿用紙を持たず、スピーチにチャレンジすることに決まっています。
発表会まで時間の無い中、個人作業として原稿作成に必死に取り組む子ども達。
なんとか、スピーチの練習の時間を捻出しなければいけません。
卒業式の準備やその他もろもろでバタバタした状況の中、発表に向けての
ラストスパートです!
HY
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