[1・2年生]
テーマ「静かなともだち」にて、子どもたちが葉っぱを見わけるのに使ったリソースが「葉っぱで見わける樹木図鑑」という本。
この図鑑の著者である樹木図鑑作家の林将之さんは、子どもたちが見わけた葉っぱが正しかったかどうかの鑑定もしてくださいました。
林さんは山口県在住なのでお会いすることは難しく、鑑定していただく際もメールでのやりとりでした。
「山口まで会いに行きたい!」という子どもの声もありつつ……。
そんな折、個展のため上京するというお話を林さんから頂き、
「このチャンスを逃す手はない!葉っぱ“葉かせ(博士)”に会うぞ!」と、子どもたちと林さんの展示会を訪れてきました!
わざわざ私たちとお話する時間をとってくださった林さん。
鑑定時の写真では分かりにくかった葉っぱの現物をお持ちして再鑑定していただくと共に、子どもたちのポートフォリオや制作した「葉っぱ葉っけん(発見)マップ」を見ていただきました!
林さんは、一つひとつの質問に丁寧に応えてくださいます。
マメガキとカキノキで迷う葉っぱを見た時は、
冬芽ハンドブックを使い、
「この芽の形がこの写真と似ているでしょ?」
子どもたちも「本当だ!」と納得。
ユズリハの名前の由来など、葉っぱにまつわる色々なお話も教えていただきました。
そして、林さん考案の“葉っぱカルタ”で遊ばせていただいたり、
どのようにして絵画にも見えるほど明細な葉っぱの写真を撮っているのか教えていただいたりしました。
(スキャンした画像だそうです。)
気付けば1時間半ほど長居してしまった私たちでした。
道中、会場最寄の四ツ谷駅では「これ、カラマツだ!」
スクール近くの蚕糸の森公園では「これ、ヒメユズリハじゃない?」
と、葉っぱに目が行って仕方ない子どもたちの様子が印象的でした。
林さん、本当にありがとうございました!!