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駄菓子の“だがっちゃん”開店!


[6年生]


「お客様の笑顔を獲得せよ」2週目。
事業報告書ができないまま、開店日を迎えてしまいました。

どのように開店準備をするか、
と悩む暇もなく、事業計画書を練り続けることになりました。


「(偵察に行った)駄菓子屋と比べると、TCS前のスペースだったら20〜30種類はお菓子をおけると思う。」
「それだけの数、仕入れられていないね……。」
「くじとかゲームとか、おもしろい商品が駄菓子屋に多かったよ。」


「TCS前だけではお客様は呼び込めないから、少し離れた人気(ひとけ)のあるところに行かないと。」
「通行調査をしていた時に、大人の人に声をかけられることが多かったんだ。
だから、大人の人に宣伝すれば、口コミで広めてくれるかも!」


「蚕糸の森公園にいた犬を散歩していた人は、
ふがしとか犬でも食べられるお菓子とかが食べたいって言っていたよ。」
「和田北公園にいた小学生は、グミとか菓子パンとかが食べたいって言っていたよ。」


集めたこれらの情報から、
「大人と小中学生をターゲットに、
懐かしい商品(ふがしなど)や、くじ・ゲーム、手軽に食べられる(個包装や分けやすいものなど)を主に販売する」
ことを決めました。


その際に、宣伝に力を入れて店舗から離れたところでも宣伝すること、
学生の下校時間が早い水曜日は早めに開店することを工夫しました。


以上の内容をまとめた事業計画書を再度、理事長くぼぼぼ(久保)にプレゼン。
「会社名はお菓子のP6,屋号はだがっちゃんです。」
「駄菓子屋が減って、駄菓子屋を懐かしいと感じる大人の方が来てくれると考えました。」
「珍しい商品なら、少し値段が高くても買ってくれるのではないかと予測しました。」
「売上目標は一日あたり4,000円。9日間で36,000円です。」
「お店のコンセプトは『子どもが笑顔で接客するお店』です。」
緊張の瞬間……


「どんな事業計画か分かりました。家賃は無料としましょう。」
OKを頂くことができました!


駄菓子の“だがっちゃん”開店!_01これで、心置きなく開店できる!
「◯◯、ポスター作って!」
「ねぇ、この値段でいいかなぁ。」
「この紙を切って、準備しておくね。」
子どもたちは焦りながらも役割分担をして動きました。


そして、“だがっちゃん”開店!


ですが……
「商品、やっぱり少ないね……。」
「お客さん、どこにいるかなぁ。」
「看板、間に合わないよ……。」
まだまだ準備不足の中で開店した店は少々寂しげ。
子どもたちもそんなことは分かっていますが、開店したのだからやるしかない。


駄菓子の“だがっちゃん”開店!_02「駄菓子屋、開店しました!」
「子どもがニコニコで営業しています!」
「すぐ近くです!ぜひ来てください!」
とポスター掲げながら元気に宣伝したり、


駄菓子の“だがっちゃん”開店!_03「いらっしゃいませ!」
「冷たいチューペットもありますよ!」
「ありがとうございました!」
と、接客も笑顔でがんばる姿が見れました。
また、空き時間を使って、POPや看板を作っていました。

そうして、今週3日間の営業が終了。
日々の売上げ目標を達成することができました!


でも時には、疲れて笑顔が無くなったり、
宣伝を休んでしまったり、お菓子が食べたくなったり、
売切れ商品がたくさん出てしまったり。
それに,来週も目標を達成できるように。
改善点は多くあります。


来週は、その改善点を意識しつつ、
テーマ名にあるように、
「どうやってお客様の笑顔を獲得するのか?」
「なぜ、お客様の笑顔を獲得するのか?」
「笑顔を獲得することと、お金を稼ぐことは繋がるのか?」
「だがっちゃんにできることは何だろうか?」
ということをみんなで考えられたらと思います。


ちなみに。
駄菓子のだがっちゃんは、
7月7日(木)までの火・水・木、14時30分から17時までの営業しております!


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TCS2011年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。




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