[3・4年生]
ゴールデンウィーク中にみんな家族へのインタビューをしてきてくれました。
連休前よりも沢山の貴重な写真を借りてきたようで、皆自慢の写真を私に見せてくれました。
授業ではプロジェクターを使いながら各自のインタビュー成果を発表しました。
おじいちゃんやおばあちゃんが小学生の頃は戦時中や終戦直後という社会的背景もあり、自分たちとの相違点を沢山見つけてきました。
「おばあちゃんの食べてたおやつはトマトときゅうりなんだ。」 みんな:「え~ なんでー!?(驚)」
「この頃一番怖かった出来事は青森の空襲だそうです。」
みんな:「空襲って何??」
「戦闘機が爆弾落とすんだよ。」「クラスター爆弾だよ。」「へーーー!!!(驚)」
「おじいちゃんが小学生の頃は凧揚げやメンコをして遊んでたんだって。」
「おばあちゃんにとって一番印象の残っている事を話します。とても貧しい時代だったから、ある日赤ちゃんをおんぶした女の人が訪ねてきてね、食べ物がないから歯ブラシと交換に何か下さいって言ってきたんだって。それでおばあちゃんの家は農家だったからお米を少し分けてあげたんだって。」
「おばあちゃんの家は農家で良かったねー。だって食べ物があるんだもんねーー。」
みんな:「ホント、ホント」
また子どもたちは共通点も沢山発見しました。
「おじいちゃんはよくドッジボールや草野球をやっていました。」
「ぼくもドッジボール得意なんだよ!」
「お父さんは給食のパンが苦手でした。」
「給食おいしくないんだー。わははー。」
インタビュー内容には個人差がありましたが、何人かは初めてのインタビューにもかかわらず、聞いていて相手の性格や社会的背景などが目に浮かんでくるような物語を聞き出してきてくれました。
また、そういう素晴らしいインタビューに触発され、自分のインタビューに改善の余地を感じた子どもたちは今週末に再チャレンジすることになりました。
YI
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