[1・2年生]
蚕糸の森見っけ隊、第5週。
今週から、発表に向けて、アウトプットをつくるために動き出しました。
※発表の内容に関わる具体的なことが書けない点はご了承ください。
まずは、何を発表するか、一番気になる「!(発見)」と「?(疑問)」を決めることに。
子どもたちは、マップで今まで見つけたものを確認しながら、選んでいきます。
中には、マップにある発見をもとに、新たな疑問を出してきた子もいました。
そして、選んだ「!(はっけん)」の特徴と、
「?(ぎもん)」の答えの予想を自分で言葉にして書いてみることに。
ひらがなを習い始めた日本代表(1年生)クラスにとっては、
文字を書くだけでも大変だと思うのですが、がんばって文章を作っていました。
そして、新たな気付きや手がかりを求めて、蚕糸の森に出てみることに。
同じ場所なのに、行くたびに発見があるのは不思議です。
同じ木でも大きさやかたちが違うことに気付いたり、
疑問の場所を観察すると、そこでまた新たな疑問がわいてきたり。
「どくだみの葉があった!」
「ここに、てんとう虫がいるよ!」
「これも、マップに(書き)入れといて!」
と全く新しい発見もありました。
それと同時に、花や虫のことを図鑑で調べて比べてみたり、
いつもお世話になっている公園の方に質問をしたりと、
子どもたち各々が動いて、「!(はっけん)」と「?(ぎもん)」を深堀りしていきました。
やっていることは個人作業。
ですが、子どもと内容について話していると、聞いていた他の子どもたちから自然と反応がきます。
「ぼくも、それ見たことある!」
「(おかあさんに聞いたら)これって、○○っていうらしいよ!」
「その疑問については、ぼくは~~だと思うよ。」
こういった反応に対して、
「今、○○くんが言ったことって、(発表に)使っていいのかな?」
と返す子どもたち。
周りの子どもたちの反応が、少なからずその子にまた返っていき、
取り入れられることもあって、自分の考えを磨く姿が見られました。
さぁ、次週はいよいよテーマ発表会。
アウトプット、そして自分の声と体で、自分なりの発見を伝えよう!
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※TCS2011年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。