[1・2・3年生]
先週、自分たちが今まで学んできたことを最大限に生かした橋を設計したので、
実際に作り、どのくらいまで耐えられるかを量りました。
さらに、橋をどのようにして今まで考えて作ってきたかを説明するために、文章をまとめていきました。
「どう言えば分かりやすいかな?」
みんな、今までやってきたことを説明するのに文章が出てこずになかなかてこずっていました。
ここで気をつけなければいけないのは、発表を聞く人が分かるように話すこと。
前回は、どのくらいの重さまで耐えられることができたのか?
自分が前回の失敗をどう生かしたか?
など、「なぜそのように考えたのか?」を詳しく書いていきました。
時間がかかったものの、じっくりと話をして、考えていきました。
次の日には、チームごとに分かれてタワーも作り、その作ってきたポイントも橋の時と同じようにまとめていきました。
完成した物の高さを実際に測ろうとすると、
「こんな長いの測れないよ」
こういうときに使うのは頭、知恵を振り絞りあるもので測る工夫を考えます。
ビニールの紐をその高さまで切って、
定規で細かく区切って測りました。
まとめの作業は模造紙に、タワーでどこをポイントとして考えてきたのかを
アピールポイントとして、まとめていきました。
時間も迫ってきてみんな真剣です。
最終日には、発表の練習。
「大きな声ではっきりと!」を合言葉に
練習をしました。
テーマ発表会当日。
本番では、今まで学習してきたことを発表していきます。
ある子は、自分の作ってきた橋を原稿などを見ずに詳しく説明することができました。
「何で丈夫なものなのに、トラス橋ばかりではないのでしょうか?」という質問が出てきました。
すると、ある子は
「いろいろな橋がないとつまらないから」
と答え、その発想に笑いがおきました。
すると、違う子がすかさず、
「僕はお金の関係だだと思います」
と答えました。
自分の意見をしっかりといえるというのはこれからも大切にしていきたいものです。
しかし、深く考えていくと何が関係して
新たなる問いが生まれてきます。
そこが探究型学習のおもしろいところ。
振り返りで
質問タイムも終わり、発表を終えることができました。
無事に終えることができ、子どもからもほっとしたような表情が見られました。
TK
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