[1・2・3年生]
実際に橋をつくってみないとわからないということで、やってみたものの
まだまだ分からないことが多いということが分かりました。
ということで、実際に橋をたくさん見てみることにしました。
水上バスに乗って、
『ぶらり 隅田川の橋めぐりの旅』をしました。
残念ながら船上にあがり、風を受けながら見る事はできませんでしたが、
水上バスの後ろの部分から、過ぎ行く橋をじっくり見ることができました。
「下の部分はこうなっているんだ」
「ほら、やっぱりバッテンになっているよ」
「あっちは違う形になっている」
「見て!なんか上が丸くなっている」
「下に三角形があるよ」
「この形にすると丈夫になるのかな?」
「これは何か頑丈そうだよ」
船が通った橋だけではなく、横にある支流の橋にも気づき、真剣に観察をしていました。
スカイツリーも見えて、そのつくりにも注目していました。
「何か三角形がある」
「バッテンにも見えるな」
レインボーブリッジを見ながら、そちらの方へ移動していると、
小さい橋でしたが、トラックなど大きい車が通るときには、
揺れを感じることができ、みんなびっくり。
「トラックが来た!ゆれるぞ!!」と
しばらくその場所で盛り上がっていました。
その後は、レインボーブリッジを実際にわたり、内部はどうなっているかを観察しながら、
渡ると、そこでも、車が通るたびに揺れを感じることができます。
「こんな大きいものなのに、揺れるなんて・・・」
という疑問が出てきました。
「ねじがいっぱいついているよ」
「さっきの橋のしたと同じような形」
「柱は太いな」
昨日見てきた、隅田川の橋のことについて振り返りをしました。
「なんか上が丸い形が多かった」
「そうそう一番多かったと思う」
「でもいろいろな形のものがあるよ」
「どの形が丈夫なのかな?」
「柱を立てた方が丈夫になるんじゃない?」
「ひもみたいなのもいっぱいあったよ」
「あった!あった!」
いろいろと見てきて覚えていることを話し合いました。
子どもたちは、名前は分からないものの、
言葉でどんな形だったのかを詳しく説明していました。
実際に見たことなのでよく覚えていました。
「この形のが一番丈夫そうだよ。」
「なんで?」と尋ねると
「だってレンボーブリッジが一番大きくて、重いのにこの形をしているから丈夫だと思う」
と予想をしていました。
話は自然と似たようなものに分類していく方向になり、
自分たちの「なぜ一緒に分類をするか」という話をしながら、
議論をして仲間分けをしました。
「上が丸くなっているから一緒だと思う」
「レンボーブリッジと同じようにひものようなものがあるよ」
「これもそうだから、同じじゃない?」
その後、資料から代表的な橋のつくりを学びました。
さて、来週は、今回学んだしくみを使って、実際に橋のもけいをつくってみます。
果たして、頑丈な橋をつくることができるでしょうか?
TK
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